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実家の生前整理で困る物1位は衣類、親と具体的に話した人は1割未満 加瀬倉庫調査

株式会社加瀬倉庫は、自社サービス利用者を対象に実施した「高齢親の持ち物・生前整理問題 実態調査」の結果を公表しました。調査によると、実家に物が多いと感じる人は65.6%にのぼり、将来の整理や処分に困りそうな物の最多は「衣類」でした。一方で、生前整理について親と具体的に話し合った経験がある人は1割に満たない実態が明らかになっています。

実家の片付けに負担を感じる人は約7割、困る物の最多は「衣類」

親または親の家に「物が多い」と感じている人は、「とても感じる」(36.9%)と「やや感じる」(28.7%)を合わせて65.6%となりました。将来、親の持ち物を整理・処分することに対して「非常に負担に感じる」「やや負担に感じる」と答えた人は合計で67.7%に達しています。

親の持ち物や荷物への不安・心配ごととしては、「使っていない物が多い」(42.1%)が最も多く、次いで「将来、自分や家族が片付けることになりそう」(37.2%)、「物が多く、整理・片付けができていない」(33.4%)、「どこに何があるのかわからない」(31.4%)が挙げられました。

将来の整理・処分に困りそうな物についての質問では、以下の順位となっています。

  • 1位:衣類(41.2%)
  • 2位:家具(38.3%)
  • 3位:写真・アルバム(32.2%)
  • 4位:仏壇・仏具(27.3%)
  • 5位:食器・調理器具(24.0%)

日用品だけでなく、思い出の品や宗教的・慣習的な配慮が必要な品物も上位に入りました。自由回答では、重量のある金庫を動かせないことや、家電リサイクル法による電化製品処分の難しさ、親族間での意見の相違といった実務面での課題も寄せられています。

具体的に話し合えている人は9.8%、「きっかけのなさ」が課題

親と持ち物の整理や生前整理について「具体的に話し合ったことがある」と回答した人は9.8%にとどまりました。「話そうと思ったが話せていない」「話そうと思ったこともない」を合わせた割合は54.6%となり、半数以上が具体的な対話を持てていません。

話せていない理由としては、「話すきっかけがないから」(24.6%)が最多で、「親が嫌がりそうだから」(20.8%)、「『死』を連想させる話題だから」(20.3%)が続いています。

また、親自身の生前整理の状況については、「ほとんどしていない」(25.1%)と「まったくしていない」(22.2%)を合わせた47.3%が進んでいないと回答しており、「積極的に進めている」は9.6%でした。子世代が片付けを手伝った経験がない層も合計で57.1%を占めています。

話し始めは「親が元気なうち」が最多、一時保管の需要も

生前整理の話を始めるタイミングとして適していると思う時期については、「親が元気で、自分で判断できるうち」が44.3%で最も多く、「親自身が片付けや整理を意識し始めたとき」(31.7%)が続きました。

実家関連の荷物保管に関して、トランクルームの利用経験者は22.8%(サマリー記載では利用率22.9%)で、「今後利用する可能性がある」を含めた潜在需要は36.4%となっています。利用目的では「捨てるか迷っている物の一時保管」(32.2%)が最も多く選ばれました。

調査結果を公開したウェブメディア「加瀬式」の編集部は、終活関連サービスや相談窓口が増えるなか、最初の一歩を後押しする選択肢が重要であるとし、判断を保留できる一時保管などの環境づくりに取り組むとしています。

調査および企業の概要

今回の調査概要および発表企業の概要は以下の通りです。

  • 調査名:高齢親の持ち物・生前整理問題 実態調査
  • 調査対象:65歳以上の親(または、すでに他界された親御様を含む)がいる全国の男女
  • 調査期間:2026年8月20日~2026年8月31日
  • 調査方法:インターネット調査
  • 有効回答数:634名(総回答699名のうち、対象となる親がいない65名を除く)
  • 商号:株式会社加瀬倉庫
  • 代表者:代表取締役 三高 章
  • 所在地:〒222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜3-19-11 加瀬ビル88
  • 設立:令和3年
  • 資本金:3,000万円

本記事は株式会社加瀬倉庫の発表をもとに作成しています。

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