就職活動で年齢の不利益を実感した女性は約8割 理想の引退年齢は平均66.0歳
株式会社ビースタイル ホールディングスが運営する調査機関『しゅふJOB総研』は、主婦層を中心とする就労志向の女性を対象に実施した『年齢と仕事』に関するアンケート調査の結果を発表した。就職活動の際に「年齢で不利益を感じたことがある」と回答した人は79.5%にのぼり、理想の引退年齢は全体平均で66.0歳となった。調査結果からは、年齢による不利益を実感しながらも、長く働き続けたいと希望する女性の実態が示されている。

就職活動で79.5%が年齢による不利益を実感



これまでに就職活動をしていて年齢で不利益を感じたことがあるかを尋ねたところ、79.5%が「ある」と回答した。調査を担当したしゅふJOB総研の研究顧問である川上敬太郎によると、その大半が「年齢が高くて不利益を感じたことがある」人であるという。
理想の引退年齢は平均66.0歳、70歳以上を希望する層が4割超
仕事から引退するとしたら何歳くらいが理想かを尋ねた項目では、「70歳以上」と答えた人が40.3%を占めた。理想の引退年齢の全体平均は「66.0歳」となっている。
不利益の実感別に比較すると、「年齢が高くて不利益を感じたことがある」と回答した人の平均は66.7歳となり、「年齢で不利益を感じたことはない」と回答した人の平均64.6歳を上回った。年齢が高くて不利益を感じたことがある人の方が、より長く働きたいと考える傾向がみられる。

年齢による選考への疑問や働く意欲に関する声
フリーコメントでは、「人手不足、人手不足と言っている割に、年齢で雇用を区切っている会社が多いと思う」「募集要項に年齢不問と記載されていても、年齢で落とされたとしか思えないときがある」など、年齢を理由とした選考への疑問や求人の増加を求める声が多く寄せられた。一方で、「年齢が上がるごとに記憶力などが衰えていくのは事実なのである程度の不利益は仕方ない部分はあると思う」という意見や、生活維持のために働き続けざるを得ないとする声もあった。
川上敬太郎は、働き続けたいと考えた際に十分な能力を備えていても年齢だけを理由に就職できない「年齢の壁」が存在する場合、慢性的な人手不足の中で働き手にとっても職場にとっても望ましくないとの見解を示している。
調査概要
- 調査手法:インターネットリサーチ(無記名式)
- 有効回答者数:191名 ※女性のみ
- 調査実施日:2026年7月16日(木)~2026年7月31日(金)まで
- 調査対象者:ビースタイル スマートキャリア登録者/求人サイト『しゅふJOB』登録者
本記事は株式会社ビースタイル ホールディングス(しゅふJOB総研)の発表をもとに作成しました。


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