GVA TECHがリーガルAIキットに12種類の売買契約プレイブックを提供開始
GVA TECH株式会社は、法務部門での生成AI活用を支援する「リーガルAIキット」において、売主や買主といった立場ごとに異なる審査基準を反映させた「売買契約プレイブック」の提供を開始しました。「リーガルAIキット」は、同社の「OLGA AIコンサルティング」の新サービスとして展開されているものです。ChatGPTやCopilot、Gemini、Claudeなどの生成AIで利用できる設計となっており、今回の追加により自社の審査方針に沿った契約レビューが可能になります。
売買契約は企業間取引において頻繁に締結され、企業法務において審査頻度の高い契約のひとつです。自社が「売主」か「買主」かによって危険負担や契約不適合責任、支払条件、所有権の移転時期などの有利・不利の条件が変わり、取引内容や商材に応じた個別の審査基準が存在します。
一般的なAIによる定型的なレビューでは立場の違いや個別リスクを考慮できず、提示された修正案を実務に適用しにくい課題がありました。契約レビュー業務の効率化を目指して2026年7月にリリースされた「リーガルAIキット」に、立場に応じた審査基準や修正方針を記した売買契約プレイブックを追加することで、法務担当者がより付加価値の高い判断業務へ時間を集約できる環境の構築を目指しています。
- 多様な取引形態・立場に応じたレビュー基準
自社が「売主」としてリスクを限定したい場合や「買主」として権利を確保したい場合、物品や不動産の売買、継続的な取引など、取引バリエーションに合わせたプレイブックが12種類搭載されています。
- 自社独自の審査方針・受け入れ条件へのカスタマイズ
提供されるプレイブックをベースに、企業ごとの細かな修正方針や受け入れ不可条件を追加・組み込むことができ、自社ルールに即したAIレビューを実現します。
- 審査時間の削減と法務品質の平準化
自社基準と照らし合わせたリスクの洗い出しや修正案の提示をAIが行うことで、目視による確認作業時間を削減し、担当者の経験年数やスキルに依存しない一貫した対応を可能にします。
今後の展望と「OLGA AIコンサルティング」
GVA TECH株式会社は今後も「リーガルAIキット」の機能拡充を進め、業務委託契約やNDA、売買契約にとどまらず、多様な契約類型におけるプレイブックの拡充およびプロンプトのアップデートを継続する方針です。
「OLGA AIコンサルティング」では、企業の環境に応じた生成AIモデルの実務活用を支援しています。AI活用戦略の立案やAIガバナンス設計、プロンプト設計、法務ナレッジの構造化、AIワークフロー構築などを通じ、法務リスクの事前リサーチから契約書のレビュー・修正、CLM(契約ライフサイクル管理)に至るまで、法務AX(AIトランスフォーメーション)を総合的に推進しています。
GVA TECH株式会社の概要
- 代表取締役:山本 俊
- 本社所在地:東京都港区虎ノ門3-4-7 虎ノ門36森ビル 8階
- 設立日:2017年1月4日
- 資本金:409百万円
- 上場証券取引所:東京証券取引所 グロース市場(証券コード:298A)
- URL:https://gvatech.co.jp/
本記事はGVA TECH株式会社の発表をもとに作成されています。
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