【研究発表】AI面接で応募者が重視する説明・運用を調査
リーディングマーク組織心理研究所、対話型AI面接に関する研究成果を学会発表へ
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新卒採用支援やHR事業を手がける株式会社リーディングマークの社内研究機関「組織心理研究所」は、2026年9月12日・13日に関西大学千里山キャンパスで開催される日本社会心理学会第67回大会で、採用選考における対人面接と対話型AI面接への応募者反応を検討した研究成果を発表します。
本研究は、大学生・大学院生392名を対象に実施した調査データに基づく一連研究の第2報です。Web上でAIアバターとリアルタイムに会話し発話内容をもとに評価される対話型AI面接(表情解析は行わない設定)は、人事担当者と会話する対人面接に比べて面接不安が低く評価され、応募者の緊張を抑えやすい可能性が示されました。
評価方法の事前明示や人による面接への接続を重視
就活サービス利用者248名に追加で尋ねた調査では、あったら安心できる機能・運用7項目のうち「AI面接では合否が決まらず、人の面接につながる前段として使われる」が平均4.40で最も高く評価されました。次いで「評価方法・評価項目が事前に明示される」が4.35、「AIの評価結果が選考でどのように使われるか明示される」が4.22、「AI面接の内容を踏まえた簡単なフィードバックが返る」が4.21と続いています。
また、AI面接で気になる点を尋ねた6項目では、評価される内容や評価基準・評価根拠に関する項目の得点が高くなりました。発言の言い直しややり直し、企業がAI面接を用いる意図、想定外の情報が評価に使われる可能性なども懸念点として挙げられています。
調査の背景と手法
AI面接は選考業務の効率化や評価の標準化に加え、直接評価される緊張を和らげる利点がある一方、応募者が安心して参加するための設計が求められています。
今回の調査では、オンライン調査に回答した大学生・大学院生431名のうち、操作チェックで除外された39名を除く392名(大学講義への協力者144名、就活サービス利用者248名)を分析対象としました。参加者には対人面接と対話型AI面接の2つの場面をランダムな順序で提示し、面接不安、評価への納得感、進め方の公平感、組織魅力、不気味さ、不透明性を5件法で尋ねています。
なお、本研究は実際の採用面接ではなく場面を想定したシナリオへの反応を検討したものであり、項目間の関連は相関に基づくため因果関係を示すものではないとしています。
学会発表の概要
日本社会心理学会第67回大会における発表の概要は以下の通りです。
- 大会名:日本社会心理学会第67回大会
- 会期:2026年9月12日(土)・13日(日)
- 会場:関西大学千里山キャンパス 第3学舎(ポスター発表:第2日 2階 A204教室)
- 発表番号:P04B07
- 発表題目:採用選考における対人面接と対話型AI面接の応募者反応(2)不透明性・不気味さが納得感/公平感を介して組織魅力と面接選好に及ぼす関連
- 発表者:丹野 宏昭(株式会社リーディングマーク 組織心理研究所)
- 発表日時:2026年9月13日(日)10時00分~11時30分
株式会社リーディングマークの概要
- 会社名:株式会社リーディングマーク
- 代表者:代表取締役社長 飯田 悠司
- 設立:2008年1月
- 所在地:〒105-0001 東京都港区虎ノ門3-8-21 虎ノ門33森ビル 10階
- 事業内容:「Personality Tech」を通じたHR事業
本記事は株式会社リーディングマークの発表をもとに作成しました。
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