Salesforce、Slack上でデータを可視化するSlackforce Surfaces発表
米国Salesforceは、Slack上でデータ活用とコラボレーションを加速させる新機能「Slackforce Surfaces」を発表しました。ユーザーはSlackbotに自然言語で指示を出すことで、Salesforceをはじめとする社内データをインタラクティブなダッシュボードやレポートなどの画面に変換してSlack上で可視化できます。
自然言語の指示でインタラクティブな画面を即座に生成
Slackforce Surfacesは、Slackでの業務フロー内に直接組み込まれた対話型のインターフェースです。従来の静的なレポートとは異なり、データソースとリアルタイムに同期するため、基幹データの変更が自動的に画面へ反映されます。
チームメンバーは生成された画面を通じてデータの絞り込みや詳細の確認、コメントの投稿をリアルタイムで行うことができます。作成された画面はチャンネル内にピン留めして共有資産として残せるため、会話の流れを止めることなく、最新データに基づいた迅速な意思決定やアクションへの移行が可能です。
営業やマーケティングなど各部門での活用
Slackforce Surfacesは、分析したい課題や目的に応じてさまざまな部門で利用できます。具体的な活用方法は以下の通りです。
- 営業部門:Salesforceのパイプラインデータをもとに、案件の優先順位や進捗状況を視覚的に把握する画面を作成し、対応が必要な商談をすばやく見極めます。
- マーケティング部門:Go-To-Market(GTM)計画やAgentforce Marketingのキャンペーンデータなどを集約し、経営層への説明や承認に必要なプレゼンテーションを作成します。
- IT部門:社内におけるAIの利用状況やトークン消費量、コスト、ROIを一元的に把握するレポートを自動共有します。
- カスタマーサービス部門:Agentforce Serviceに寄せられたサポートケースをもとに、SLAの遵守状況や緊急度を集約したトリアージボードを作成します。
- 財務・経理部門:予算や実績データをもとに、業績のプラス要因やリスク要因を対比させた画面を作成し、経営層への報告に活用します。
提供プランと展開スケジュール
Slackforce Surfacesは、ワークスペースでSlackbotを有効にしているユーザーを対象に提供が開始されています。
- 対象プラン:Enterprise+、Business+、Pro、Legacy、Free Teamsの全プラン
- リアルタイムデータ連携機能:2026年10月より順次提供開始予定
本機能の導入について、年間80万件を超える問い合わせに対応するEngineの創業者 兼 CEOであるElia Wallen氏は、チーム全員が必要なものを言葉で伝えるだけで社内データをもとに構築された動くインターフェースを手に入れられると評価しています。
本記事はSalesforceの発表をもとに作成されています。
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