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女性の生成AIプライベート利用が51.3%に倍増 WAIJが白書発表

一般社団法人Women AI Initiative Japanは、全国20〜59歳の男女1,997名を対象に実施した「AI活用・学習に関する実態調査」の結果をまとめた「女性AI人材白書2026」を発表しました。2年目となる今回の白書では新たに男性を調査対象に加え、男女比較と経年変化の両面から女性のAI活用の実態を可視化しています。

生成AIの利用頻度に関する質問では、「生成AIを知らない」と回答した女性が20.9%から11.9%へと1年で半減しました。プライベートでの利用は28.0%から51.3%へほぼ倍増し、「使っていない」と回答した層も51.1%から36.8%へ大きく減少しています。

年代別では、すべての世代でプライベート利用が約1.5〜2倍に増加しました。特に20代女性は61.0%が利用しており、同年代男性の56.2%を上回る結果となっています。

仕事での利用率には男女差 残る課題と学習機会の影響

仕事での生成AI利用率は前回の20.9%から31.7%へと10pt以上伸びたものの、男性(45.3%)とは13.6ptの差が残りました。年代別では20代が男女ともに50.0%である一方、30代以降は女性のみが低下し、50代では20.9%まで下がっています。雇用形態別では正社員が52.4%、パート・アルバイトが12.8%となっており、男性の3人に2人が正社員であるのに対し女性の約4割がパート・アルバイトとして働いている環境の分布の違いが影響しているとうかがえます。

また、生成AIを「使いこなせる(または学べば使いこなせるようになる)」と思うか尋ねたところ、ほぼ毎日AIを使っている層でも「とてもそう思う」と答えた女性は21.4%で男性の約3分の2にとどまりました。一方で、現在AIスキルを学んでいる女性では83.6%が「使いこなせる」と回答し、男性(82.4%)との差はほぼ見られなくなります。正社員における自信の男女差も1.5ptにとどまることから、利用量ではなく学ぶ機会の有無が自信につながることが示されています。

学習経験や公的制度の認知実態と収入や時短への好影響

AIについて学んだり調べたりした経験のない女性は67.8%を占め、学んだ経験がある場合も動画(10.3%)、SNS(8.6%)、生成AIへの質問(7.9%)と独学が中心でした。過去1年間の学習支出は0円が85.5%で、1万円以上を投じた女性は4.6%にとどまります。学び直しを支える公的制度の認知率は約2〜4割、利用経験は5%以下でした。一方で制度を知っている女性は「学び直しの必要性を感じない」が11.5%と、知らない層(19.8%)より8pt低くなっています。

この1年で収入が「増えた」と回答した女性の割合は、AI利用者で非利用者の約2.7倍となりました(横断調査であり相関を示すもので、AI利用が収入増の原因であることを示すものではありません)。さらに仕事でAIを使う女性の51.4%が時間削減を実感しており、幅は週平均2.5時間でした。生まれた時間の使い道は「自分の学習・スキルアップ」(33.0%)が最も多くなっています。AIスキル学習に前向きな女性は「フルリモート・時短などの柔軟な雇用」や「副業」への関心が女性全体の2〜4倍に高まり、「いずれも興味なし」は65.4%から25.9%へ急減しました。

同法人は調査結果を踏まえ、社会に対しては無料で学べる公的講座の充実など「入口の壁」を取り除くこと、企業に対しては就業時間内の研修実施など「環境の壁」を取り除くこと、個人に対しては仲間づくりや成果の可視化など「継続の壁」を取り除くことを提言しています。

一般社団法人Women AI Initiative Japan 概要

  • 名称:一般社団法人Women AI Initiative Japan
  • 所在地:東京都渋谷区道玄坂2丁目11−1 JMFビル渋谷03 5F
  • 設立日:2025年5月14日
  • 代表理事:國本 知里
  • ウェブサイト:https://women-ai-initiative.jp/

本記事は一般社団法人Women AI Initiative Japanの発表をもとに作成しました。調査結果の詳細は同法人のウェブサイト(https://women-ai-initiative.jp/media/posts/women_ai_white_paper_2026)で確認できます。

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