FAVTOWN会員の和歌山市UIターン者の67.2%が後押しを実感
シナジーマーケティング株式会社は、和歌山市と共同で実施した「関係人口追跡調査2026」の結果を公表した。関係人口創出プラットフォーム「FAVTOWN Wakayama」の会員を対象とした同調査では、和歌山市へUIターンした会員61名のうち67.2%が、FAVTOWNの利用がUIターンの後押しになったと回答した。また、企画への参加経験がある会員ほど移住率が高く、登録から引越しまで平均21.6か月を要するなど、継続的な接点づくりと移住行動の関連が明らかになっている。

UIターン者の約7割が支援プラットフォームの後押しを実感
調査によると、和歌山市へのUIターン者61名のうち67.2%(41名)が、FAVTOWNの利用を地元に戻る後押しになったと回答した。内訳は、「歓迎されている安心感で前向きになれた」が45.9%(28名)、「なんとなく前向きになれた」が19.7%(12名)、「就職活動の一歩になった」が11.5%(7名)、「不安や悩みが減った」が8.2%(5名)となっている。就職活動の一歩になったと答えた7名は、いずれもFAVTOWN掲載企業への応募など具体的な行動に結びついていた。


引越し先の決め手としては「地縁・ゆかり」が55.7%(34名)で最も多く、次いで「この地域が好き」が42.6%(26名)だった。これらの理由を挙げた人のうち、FAVTOWNの後押しを感じた割合は「地縁・ゆかり」を選択した会員で76.5%、「この地域が好き」を選択した会員で73.1%に達した。

企画参加で移住率上昇、登録から引越しまで平均21.6か月


FAVTOWN登録後に和歌山市または和歌山県内へ移住した56名において、登録から引越しまでに要した期間は平均21.6か月(中央値23か月)だった。登録からの経過期間別に見ると、移住率は登録1〜3年の会員(165名)が25.5%で最も高く、登録1年以内は17.3%(168名)、登録3年以上は4.7%(64名)となった。

また、ふるさと便やイベント、プレゼントなどの企画に1回以上参加した会員の移住率は20.6%(56/272名)となり、一度も参加していない会員の14.4%(18/125名)を6.2ポイント上回った。種別ごとの移住率は、イベント参加者が24.6%(31/126名)、ふるさと便参加者が22.7%(37/163名)、プレゼント参加者が19.6%(38/194名)だった。
移住実現には雇用環境の整備が課題
和歌山県外に住む会員197名のうち、「帰りたい」と答えた人は61.4%(121名)で、「条件次第」を含めると90.4%が和歌山へのUIターンに前向きな意向を示した。属性別では、学生(118名)の帰りたい割合が66.1%に達した一方、社会人4年目以上(12名)では25.0%にとどまった。
県外在住会員が和歌山へ戻るために必要な条件では、「魅力的な就職先」が67.5%(133名)で最多となり、「給与・待遇が都市部並み」が47.2%(93名)で続いた。年代別では、10代において「友人・コミュニティ」を挙げた人が42.9%と、全体の31.0%を上回っている。
国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)講師の伊藤 将人 氏は、「関係人口政策も、そして移住政策も人の人生、ライフステージの変化と密接に関わるものである以上、中長期的な視点で望むことが重要です」とコメントを寄せている。また、和歌山市シティプロモーション課は、繋がりを維持する関係人口施策や雇用環境の整備に取り組む意向を示している。
FAVTOWNは、進学や就職で地元を離れた若者を中心に、地域にゆかりのある人が地元とのつながりを継続・深化できる会員制の関係人口創出プラットフォームである。シナジーマーケティング株式会社は2022年10月17日に和歌山市と連携協定を締結し、2023年2月にFAVTOWN Wakayamaのサービス提供を開始した。2026年7月時点で累計7都道府県24自治体、会員15,000人以上に拡大している。
調査および会社概要
調査概要
- 調査名:2026年和歌山市UIターンアンケート
- 調査主体:シナジーマーケティング株式会社
- 調査対象:FAVTOWN Wakayama会員のうち、和歌山市にゆかりのある会員
- 調査方法:WEBアンケート調査
- 調査期間:2026年4月30日(木)〜2026年5月24日(日)
- 有効回答数:397名(回収率:5.5%)
※本調査はFAVTOWN会員を対象としたもので、和歌山市へUIターンした方全体の割合を示すものではない。数値はFAVTOWN会員(もともと地域とのつながりに前向きな層)内の傾向である。
- 名称:シナジーマーケティング株式会社
- 代表:代表取締役社長 兼 執行役員CEO 奥平 博史
- 創業:2000年9月
- 大阪本社:〒530-0003 大阪府大阪市北区堂島1-6-20 堂島アバンザ21F
- 東京本社:〒102-0083 東京都千代田区麹町6-6-2 番町麹町ビルディング5F WeWork 麹町
- 事業内容:デジタルマーケティング領域における、クラウドシステム・コンサルティング・運用支援・人材育成サービスの提供、およびファンメディアの運営
- 企業ホームページ:https://corp.synergy-marketing.co.jp/
本記事はシナジーマーケティング株式会社の発表をもとに作成。
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