イレブンラボとUMGが提携合意 ファン向けAI音楽プラットフォーム開発へ
米国ニューヨーク州に本社を置くイレブンラボジャパン合同会社(CEO:Mati Staniszewski、以下イレブンラボ)は、ユニバーサル ミュージック グループ(Universal Music Group、以下「UMG」)と、複数年にわたるライセンス契約および戦略的協業に合意した。
両社はファンに向けた新しいAI音楽プラットフォームを立ち上げるとともに、アーティストおよびソングライターに向けたAIオーディオ製品を共同開発する。本契約はライセンス許諾と製品開発の双方にわたるもので、イレブンラボにとってメジャーレーベルとの初めての契約となる。
責任あるAI音楽革新と新プラットフォームの開発
本契約は、AIによる音楽の革新は責任をもって築かれるべきであり、人の手による創造性を尊重し、アーティストとソングライターがそこで生まれた価値を分かち合えるものでなければならないという両社共通の考えにもとづいている。
取り組みの第一弾として、ライセンス許諾を得た楽曲とアーティストの参加を土台とする新しいAI音楽制作プラットフォームを開始する。本プラットフォームは現在開発中で、参加するアーティストおよびソングライターの楽曲を用い、リミックスやマッシュアップ、楽曲の新たな解釈、パーソナライズされたボーカル体験など、ファンが音楽を共に作る新しい方法を提供する予定としている。また、今後も継続して新たな製品やファンに向けた体験を開発していくとしている。
既存の音楽プロダクトとの独立性
今回開発されるプラットフォームは、イレブンラボがすでに提供している以下の音楽プロダクトとは別のサービスとして、独立して提供される。
- Music API:スタジオ品質の音楽モデルをAPIで提供。音楽テクノロジー、メディア・エンターテインメント、ソーシャルメディアをはじめとする各分野の企業および開発者に、世界で利用されている。
- ElevenMusic:オリジナル楽曲の生成と編集を行うアプリ。ボーカル、楽器編成、スタイル、アレンジ等、楽曲を構成する要素を細かく調整できる。
両社代表による見解
ユニバーサル ミュージック グループ 会長兼最高経営責任者 サー・ルシアン・グレインジ (Sir Lucian Grainge)は、責任あるAIには新しい音楽との出会いを生み、アーティストとファンの結びつきを深め、クリエイターに新たな収益の機会をもたらす力があるとし、AIオーディオの分野で歩みを進めてきたイレブンラボは人の創造性を広げるパートナーの輪に新しい可能性を加えてくれる存在であると述べている。
イレブンラボ 共同創業者兼CEO マティ・スタニシェフスキー(Mati Staniszewski)は、「アーティストやソングライターの皆様がファンに向けた新しい体験を生み出し、その対価が公正に還元される。そのための仕組みを、両社で整えてまいります。」としている。
各社概要
ユニバーサル ミュージック グループ(UMG)
- レコーディング音楽、音楽出版、マーチャンダイジング、映像コンテンツにわたる幅広い事業を展開するエンターテインメント企業
- 関連リンク:www.universalmusic.com
イレブンラボ
- 2022年に設立されたAI研究・プロダクト企業
- 企業向けの音声・チャットエージェントプラットフォーム「ElevenAgents」、コンテンツ制作・編集支援「ElevenCreative」、AIオーディオ基盤モデル「ElevenAPI」などを提供
- 企業評価額は110億米ドルを超え、Fortune 500企業の80%以上を含む数千社に利用されている
- 日本語サイト:https://elevenlabs.io/ja
- 日本語版LinkedIn:https://www.linkedin.com/company/elevenlabs-japan/
- 日本語版X(旧Twitter):@ElevenlabsJapan
本記事はイレブンラボジャパン合同会社の発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



