カプコンと大阪電気通信大学がRE ENGINE活用のゲーム開発体験実習を実施
株式会社カプコンと大阪電気通信大学は、ゲーム開発人材の育成を目的とした産学連携プログラム「ゲームエンジン「RE ENGINE」を用いたゲーム開発体験実習」を実施しました。アマゾン ウェブ サービス(AWS)のクラウドサービス上でカプコン独自のゲーム開発エンジン「RE ENGINE」を活用し、現役クリエイターによる直接指導のもと、学生が基礎からチーム制作、成果発表までを体験しました。
実習は3つのクールに分けて展開されました。
第一クール(2コマ)では、初回ガイダンスとして授業全体の流れや「RE ENGINE」の概要説明を講義形式で実施しました。学生はAWS環境への接続セットアップを経てエンジンを起動し、シンプルな迷路ゲームの制作を通して基本的な開発の流れや操作方法を学びました。
第二クール(4コマ)では、エンジンの機能解説を交えながら2Dアクションゲームの制作演習を行いました。「ロックマン」シリーズのキャラクターを題材に、プレイヤー、雑魚敵、ボス、ステージ、ゲームフローの実装を手がけ、2Dアクションゲームの構造を習得しました。


第三クール(7コマ)では集大成として、3人1組のチームによるゲーム開発に取り組みました。各チームに配置されたメンター(カプコン社員)への相談や確認を経て企画書を作成・承認された後、期限内の完成を目指して実行ファイルの制作を進めました。授業のない期間中も、学生は大学の実習室や自宅のノートPCからクラウドの開発環境にアクセスし、個人課題などを進めました。疑問点に対しては、クラウド内の「お問い合わせフォーム」や「Microsoft Teams」を通じて授業時間外でもメンターへ相談できる体制が整えられました。


第三クールの最終授業では制作発表会が開かれ、各チームの代表者がノートPCの画面をプロジェクターに投影してプレゼンテーションを行いました。限られた素材と期間の中で創意工夫を凝らした作品が合計10タイトル発表され、発表後にはメンターから各作品に対するフィードバックが送られました。最後にはメンターの代表から総評や開発終盤の作業についての説明、アドバイスが行われました。
産学双方のコメント


カプコンの伊集院 勝氏は、プロの現役クリエイターが直接指導し、実際の開発環境で制作に打ち込める機会の希少さに触れ、作品のアイデアや工夫からプロのノウハウを学ぶことができたのではないかと述べました。
大阪電気通信大学の槙石 隆教授は、実際の開発現場に近い流れを経験できたことや、現役クリエイターからの直接指導を通じて技術面やチーム制作における姿勢を学べたと振り返りました。



参加した学生からは、要点が分かりやすくまとめられていた点や、キャラクターの挙動・重力など実際の制作現場で意識される点を聞くことができ有意義だったという声が上がりました。
実習の概要
実習の概要は以下の通りです。
- 実習名:ゲームエンジン「RE ENGINE」を用いたゲーム開発体験実習
- 期間:2026年8月24日(月)~2026年9月3日(木)
- 場所:大阪電気通信大学 四條畷キャンパス
- 対象:総合情報学部デジタルゲーム学科、ゲーム&メディア学科、大学院総合情報学研究科デジタルゲーム学コース
- 受け入れ人数:30名
なお、株式会社カプコンは人材育成の取り組みの一環として、学生向けゲーム制作コンペティション「CAPCOM GAMES COMPETITION 2027」を開催します。詳細は公式サイト(https://www.capcom-games.com/cgc2027/ja-jp/)で案内されています。
本記事は株式会社カプコンの発表をもとに作成されています。
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