NHK出版新書が熊害に迫る石名坂豪の書籍を2026年9月10日発売へ
北海道や東北地方を中心にヒグマやツキノワグマによる人身被害が相次ぎ、熊害への関心が高まっています。こうした中、NHK出版は獣医師でありハンターでもある石名坂 豪氏による新書『熊害 獣医師ハンターが見たリアル』を2026年9月10日に発売します。現場での実務経験と科学的な知見をもとに、ヒグマの生態や環境変化、人間社会の要因を多角的に分析し、日本社会全体に向けた課題を描き出します。
現場経験と科学的知見から迫る熊害の実態
近年は市街地や住宅地にも熊が出没するなど、熊害は人間社会の構造変化や環境の破綻を映し出す問題となっています。
札幌在住の獣医師でハンターでもある著者は、自身の経験と科学的知見を交差させ、ヒグマの生態や人と動物の距離について冷静な分析を行っています。本書の第1章では、地域住民の安全を脅かす状態になったヒグマについて、可能な限り速やかに捕殺する以外に現実的な選択肢がないことや、追い払いのみで済ませる対応や動物園への搬送などは悪手かつ非現実的であるといった現場視点の言及もなされています。
なお、NHK出版デジタルマガジンでは関連する特別記事が公開されています。

- NHK出版デジタルマガジン特別記事:https://mag.nhk-book.co.jp/article/96548
本書の構成
本書は序章から第6章、引用文献一覧、あとがきで構成されています。
- 序章 なぜ「熊害」が社会問題となったのか
- 第1章 ヒグマはなぜ山を下りるのか
- 第2章 境界線はなぜ失われるのか
- 第3章 ヒグマ事件史――過去から現在へ
- 第4章 ヒグマの生態と人との距離
- 第5章 追い払いと捕獲の実際
- 第6章 ヒグマとどう向き合うか
- 引用文献一覧
- あとがき

著者プロフィール
著者の石名坂 豪(いしなざか・つよし)氏は1973年、東京都生まれの獣医師・ハンター、鳥獣対策コンサルタントです。日本大学農獣医学部獣医学科を卒業後、北海道大学大学院獣医学研究科博士課程を修了し、博士(獣医学)を取得しました。知床半島を中心にヒグマやエゾシカなど大型哺乳類の生態調査、被害対策、捕獲実務に長年従事し、知床財団職員等を経て、2023年に「野生動物被害対策クリニック北海道」を札幌に設立しました。野生動物と人間の共存を実践的に探究しており、新聞へのコメントやテレビ出演歴のほか、分担執筆著書に『となりの野生ヒグマ』などがあります。
商品情報
- 書名:NHK出版新書766『熊害 獣医師ハンターが見たリアル』
- 著者:石名坂 豪 著
- 発売日:2026年9月10日発売
- 定価:定価1,078円(税込)
- 仕様:新書判 232ページ
- ISBN:978-4-14-088766-0
- Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4140887664/
- NHK出版ECサイト:https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000887662026.html
本記事は株式会社NHK出版の発表をもとに作成しています。
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