シリコン・モーション、ISO/SAE 21434自動車プロセス認証を取得
ソリッドステート・ストレージデバイス向けNANDフラッシュ・コントローラの設計およびマーケティングを手がけるシリコン・モーション・テクノロジー・コーポレーション(NasdaqGS:SIMO)は2026年9月10日、SGS-TÜV SaarからISO/SAE 21434:2021自動車サイバーセキュリティプロセス認証を取得したと発表しました。

この認証取得により、同社の自動車サイバーセキュリティ開発および管理プロセスが、道路車両のサイバーセキュリティエンジニアリングを対象とする国際規格「ISO/SAE 21434」の要求事項に適合していることが中立的な立場で実証されました。
国際規格ISO/SAE 21434への適合を実証
今回の認証は、自動車の製品ライフサイクル全体にわたり、サイバーセキュリティリスクを組織的に特定、評価、管理する能力をシリコン・モーションが有することを実証するものです。これにより、セキュアで高信頼性の車載用ストレージソリューションを提供する同社の取り組みが強化されます。
ISO/SAE 21434は、自動車がコネクテッド化およびソフトウェア定義型へと進化する中で拡大するサイバーセキュリティリスクに対応するために策定されました。自動車の電気および電子システムのライフサイクル全体において、リスクを管理するための構造化フレームワークを提供します。
法規制準拠と製品開発へのセキュリティ統合
ISO/SAE 21434は、欧州連合での車両型式認証のためのサイバー・セキュリティ・マネジメント・システム(CSMS)要求事項を含む「UNECE UN規則第155号(UN R155)」への準拠を支援するエンジニアリングフレームワークも提供しています。
自動車メーカーおよびサプライヤーは、共通のプロセス、責務、文書要件を確立することにより、サイバーセキュリティを製品開発に組み込み、進化する法規制への適合や発生する脅威への対処が可能になります。
車載向け高信頼性ストレージの発展に向けた方針
シリコン・モーションのエッジ&車載用ストレージ事業部シニアVPであるネルソン・ドゥアンは、サイバーセキュリティが次世代車両開発の基盤であるとした上で、製品ライフサイクル全体にサイバーセキュリティを組み込み、進化する要求事項への適合を支援していく姿勢を示しています。
また、認証を行ったSGS台湾のC&P事業部VPであるロバート・チャン氏は、認証取得について、世界の自動車業界向けにセキュアで高信頼性の製品を開発する同社の能力と熱心な取り組みを明確に示すものであると述べています。
同社は今後も、コネクテッド、ソフトウェア定義型、AI搭載型の車両向けにストレージソリューションのポートフォリオを提供し、エコシステムパートナーとの協業を通じてインテリジェントモビリティ向け技術の発展に尽力する方針です。

シリコン・モーション・テクノロジー・コーポレーションの概要および問い合わせ先は以下の通りです。
- 事業概要: サーバー、PC、エッジデバイス向けSSDコントローラや、スマートフォン、IoT、車載向けeMMC/UFS組込みストレージコントローラの提供。エンタープライズSSD/エンタープライズブートドライブ/エッジSSD/組込みUFSおよびeMMC向けコントローラ、車載用に特化したFerriソリューションなどを展開
- コーポレートメディア連絡先: ミニー・リン マーケティング・コミュニケーション部長(E-mail: minnie.lin@siliconmotion.com)
- 投資家連絡先: E-mail: IR@siliconmotion.com
- セールス連絡先: E-mail: service@siliconmotion.com
本記事はシリコン・モーション・テクノロジー・コーポレーションの発表をもとに作成しています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



