PraztoとRICE CLOUDが業務提携 NetSuiteとSalesforceのデータ統合支援
株式会社Praztoと株式会社RICE CLOUDは、NetSuiteを導入する企業を対象に、ERPとCRMに分かれたデータを統合して経営に活用できる状態へ導く業務提携を開始しました。提携の第1弾として、NetSuiteの経営データをTableauで可視化する「NetSuite経営Tableauダッシュボードパック」を共同で提供します。
提携の背景
ERP(NetSuite)には受注・請求・在庫・会計といった確定した事実が蓄積され、CRM(Salesforce)には商談・活動・見込み客といったこれからの動きが管理されています。多くの企業ではこれらが別々に導入された結果、NetSuiteの「得意先」とSalesforceの「取引先」が異なる名称やIDで管理され、データの突き合わせが月次の手作業に依存するなどの課題が生じていました。
こうした状況に対し、350社以上のデータ連携支援実績を持つPraztoと、300社超のNetSuite導入支援実績を持つRICE CLOUDが知見を持ち寄り、システムを横断したデータ連携基盤の構築と可視化を一気通貫で支援することになりました。
提携内容と「NetSuite経営Tableauダッシュボードパック」


本提携では、データの統合基盤の提供から導入・定着支援までを両社で展開します。
PraztoのAgentic ETL「Passwork」のNetSuiteコネクタで周辺システムと接続し、AI名寄せ・顧客データ統合クラウド「NAYOSEL」によってNetSuiteの得意先とSalesforceの取引先を統合IDで結びます。導入にあたっては、RICE CLOUDがNetSuite側の業務設計や導入・定着を担い、PraztoがSalesforce側の設計やデータ連携、可視化を担当します。
第1弾として提供する「NetSuite経営Tableauダッシュボードパック」は、全業種共通のコア5本と業種別オプション2本で構成されています。
- 経営サマリ(売上・粗利・営業利益・現預金・受注残・債権残)
- 予実分析(部門×勘定科目×月次のドリルダウン分析)
- 財務分析(PL/BSの月次推移や部門別、前年同月比など)
- 債権・入金(ARのエイジングや滞留アラートなど)
- 受注・売上分析(受注残推移や得意先別・商品別の売上など)
- 在庫・原価(商社・製造業向け:在庫回転や滞留在庫の可視化)
- プロジェクト会計(サービス業向け:プロジェクト別の収益や稼働分析)
ダッシュボードは両社の実績に基づくテンプレートとして提供され、利用企業の業務に合わせて調整が行われます。
今後の展開
両社は第1弾の提供を基軸にデータ統合と可視化の型を整備し、対象業種や対応データを順次拡大していく方針です。第2弾では、NAYOSELによる統合IDを活用し、Salesforceの商談からNetSuiteの受注・請求・入金に至る流れや得意先別の採算などを可視化する指標へと拡張を進めます。
さらに、ERP導入や移行時に生じる取引先・得意先マスタの重複・表記揺れの診断やクレンジング、データ品質の維持といったマスタ整備の領域まで支援範囲を広げるとしています。
提携各社の概要
株式会社RICE CLOUD
- 所在地:埼玉県さいたま市南区南浦和2丁目40-1 第2愛興ビル3階
- 代表者:代表取締役 立原 圭
- 事業内容:ERP・SaaS導入支援、業務設計・システム実装、導入後の定着支援
- URL:https://www.rice-cloud.info/
株式会社Prazto
- 所在地:東京都中央区銀座6丁目10-1 GINZA SIX 13階
- 代表者:代表取締役 芳賀 怜史
- 事業内容:データ連携クラウド・データ統合クラウドの開発・提供、Salesforce・Tableau導入支援、データ分析基盤の構築支援
- URL:https://prazto.com/
本記事は株式会社Praztoおよび株式会社RICE CLOUDの発表をもとに作成しました。
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