MLism、AI-OCR文書解析アプリYomiToku Studioを提供開始
MLism株式会社は、独自開発のAI-OCR(文字自動認識)エンジンを搭載した文書解析Webアプリ「YomiToku Studio」の提供を開始しました。PDFや文書画像から文字や段落、表、帳票項目などを読み取り、解析結果の確認や修正、ファイル出力までをひとつの画面で行えます。無料のブラウザ内解析はアカウント登録やインストールが不要で、利用規約の範囲内であれば一部の商用目的でも利用可能です。
外部送信を行わずブラウザ上でAI-OCRを実行
YomiToku Studioは、日本語の活字や手書き文字に加え、見出しや本文、図、表などの配置と読み順を解析できます。表についても、罫線や行・列・セル結合などの構造を読み取って編集可能なデータとして抽出します。
無料のブラウザ内解析では、これらのAIモデルを利用者のブラウザ上で直接実行します。文書の読み込みからAIによる解析までが利用者のPC内で完結し、画像やPDFを外部のOCRサーバーへ送信しないため、個人情報や機密情報を含む文書もPCの外に出さずに解析できます。
3つのワークスペースと多彩な出力機能
アプリ内には、用途に応じた3つのワークスペースが用意されています。
- 文書解析:PDFや文書画像から文字や段落、図表、表のセル、読み順などを解析する
- 帳票解析:申込書や請求書などから項目名とその内容、表、段落などを自動抽出し、テンプレートとして保存できる
- 帳票入力:保存した帳票テンプレートを使用し、文字や画像の入力やCSVデータの差し込みを行って入力済みPDFを作成できる
解析結果は元の文書画像と同じ画面で確認・修正でき、指定した範囲だけを再解析する「部分OCR・部分解析」にも対応しています。修正したデータは、Markdown、CSV、テキスト、画像、JSONのほか、文字検索が可能なPDF形式で出力できます。また、選択した文字を隠すマスキング機能や、作業内容の自動保存、プロジェクトファイルの書き出し機能も備えています。対応形式はJPG、PNG、BMP、TIFF、PDFです。
企業向けエンジン「YomiToku Pro」との連携
より高速・高精度な解析を求める環境向けに、サーバー組み込み型の企業向けAI-OCRエンジン「YomiToku Pro」との連携にも対応しています。自社サーバー(オンプレミス)やクラウド環境に構築したYomiToku ProへStudioから直接接続することで、GPUを活用した高速解析や自動回転補正などの機能が利用できます。この場合も文書は利用者のブラウザから設定されたYomiToku Proへ直接送信され、同社のクラウドを経由しない仕様となっています。
MLism株式会社の概要
- 会社名:MLism株式会社
- 代表者:代表取締役 木之下滉大郎
- 本社所在地:千葉県柏市若柴178番地4 柏の葉キャンパス148街区2 ショップ&オフィス棟6F
- 設立:2024年12月
- 事業内容:アルゴリズムの研究・開発およびライセンスの販売、提供
本記事はMLism株式会社の発表をもとに作成
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



