サイエンスアーツのBuddycomがNTT東日本のMIMAMORI AIと連携
株式会社サイエンスアーツは、ライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」が、NTT東日本株式会社の提供するクラウド型ソリューション「MIMAMORI AI」と連携したことを発表した。本連携により、クラウド型防犯カメラ「ギガらくカメラ」が解析・検知した異常が、Buddycomを通じて現場スタッフへ音声で自動通知されるようになる。現場での状況共有や対応者の決定、応援要請までを一連の流れでつなぎ、警備や施設管理の現場における初動対応の迅速化を図る。

AI検知から現場への音声通知を自動化
警備や施設管理の現場では人手不足を背景に、防犯カメラ映像の常時監視や異常発生時の迅速な情報共有が課題となっている。映像解析AIによって異常を発見できても、管理画面やメールでの通知を確認した後に電話や無線で連絡する運用では、対応までに時間を要する場合があった。
今回の連携では、NTT東日本が提供する累計販売台数約15万台のギガらくカメラの映像をMIMAMORI AIが解析し、転倒や侵入、滞留などの異常を検知した際にBuddycomへ自動で連携して音声通知を行う。現場スタッフはスマートフォンや周辺機器を通じて異常発生を即座に把握できるようになり、管理者が個別に連絡する手間が削減される。
初動対応の迅速化と既存カメラの活用
転倒、滞留、侵入、喧嘩・暴力などを検知した際、Buddycomを通じて関係者へ一斉に情報が共有される。現場スタッフは誰が対応するかや向かうエリアを音声で即座に確認できるため、迅速な対応が可能となる。
また、既存のギガらくカメラの映像を活用することで、モニターの常時監視へ過度に依存しない監視・対応体制の構築を支援する。防犯カメラを記録するための設備から、現場対応につなげる設備へと進化させるとしている。
想定される活用シーンと今後の展開
本連携は、商業施設や病院・介護施設における転倒者や体調不良者の早期発見、喧嘩・暴力の検知、閉店後の侵入検知などに活用できる。建設現場や物流施設、工場では立入禁止エリアへの侵入や作業者の転倒検知による安全管理強化、オフィスビルや公共施設では夜間や少人数体制での巡回業務補完に役立てられる。
株式会社サイエンスアーツは今後、Buddycomと映像解析AI、生成AI、音声AI、各種センサー、業務システムとの連携を拡充し、Buddycomを「現場AIインフラ」へ進化させていく方針を示している。

- MIMAMORI AI( https://business.ntt-east.co.jp/content/onsight_dx/ ):骨格検知を特長とする行動認識AIを用いて異常・不審行動を検知する、NTT東日本株式会社(所在地:東京都新宿区)のAIカメラシステム。
- Buddycom( https://buddycom.net/ ):インターネット通信網(4G、5G、Wi-Fi®)を利用し、スマートフォンやタブレットでトランシーバーのように複数人と同時コミュニケーションを可能にするサービス。
- 株式会社サイエンスアーツ:所在地は東京都渋谷区、代表取締役社長は平岡竜太朗。2021年に東証マザーズに上場し、現在はグロースに移行。デロイト トーマツ ミック経済研究所「デスクレス SaaS 市場の実態と展望 2025 年度版」の音声(映像)コミュニケーションツール出荷金額・社数(ノンデスクワーカー向け)において5年連続シェアNo.1を獲得している。
本記事は株式会社サイエンスアーツの発表をもとに作成。
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