ソコカラ、ドライブイン方式でひょう災害車の損害確認

株式会社はなまるは、2024年7月からSBI損害保険株式会社と連携し、イオンモール敷地内でドライブイン方式による自動車の損害確認を開始する。この取り組みにより、速やかな概算修理費用の案内を実現する。

近年、気候変動などの影響でひょう災害が頻発しており、車のボディーにも被害が及ぶことがある。これにより、該当地域では多くの車が同時に損傷し、保険会社には事故報告や修理依頼が集中する事態が生じている。SBI損保では、ひょう災害時の事故報告に迅速に対応できるよう取り組んでいるが、修理工場では修理待ちが発生し、車両の受け入れが困難になることがある。日常的に車を使用する方にとって、すぐに修理するのが難しい場合もあり、その際には自宅で損害確認や修理費用の見積もりを行うことがあるが、調査員と契約者の予定調整に時間がかかることもある。

ソコカラでは、車の買取だけではなく、車体損害確認に協力することで、このような問題を解決する。本取り組みでは、2024年4月16日に兵庫県で発生したひょう災害によって自動車に損傷が発生したSBI損保の契約者を対象とし、ソコカラの調査員がイオンモールの駐車場にて損傷箇所の確認を行う。イオンモールは広い敷地を持っており、地域での認知度が高いため、自動車の査定を行うには最も適した場所だ。

契約者は自身の都合に合わせてイオンモールを訪問することで、概算費用を確認できるため、修理を実施するか、修理せずに保険金を受け取るかの判断がしやすくなる。ソコカラでは災害時に被災車両の受け入れや、処分を希望される車両を適正価格で買い取るなど、被災された車両オーナーの経済的負担の軽減に貢献してきた。25年以上の車買取事例を活かし、SBI損保の契約者の迅速な復興に貢献できるよう、サービス提供に努める。

SBI損保は、総合的な保険事業を展開するSBIインシュアランスグループの一員で、最先端の保険商品とサービスを提供している。