あすなろ投資顧問の調査、ストップ高発生回数はストップ安の4.72倍に
東京都港区に本社を置き、大石やすし氏が代表取締役を務める株式会社あすなろ(あすなろ投資顧問)は、2026年1月5日から7月31日までの141営業日を対象に、国内上場3,715銘柄のストップ高・ストップ安の発生傾向を分析しました。分析の結果、期間中のストップ高は合計1,764回、ストップ安は374回となり、ストップ高の発生回数はストップ安の4.72倍に達しました。ストップ高とストップ安を合わせた2,138回のうち、82.5%がストップ高となっています。


調査対象となった期間中、国内上場3,715銘柄で発生したストップ高は合計1,764回、ストップ安は374回でした。構成比ではストップ高が82.5%、ストップ安が17.5%となっています。
銘柄数ベースでは、714銘柄が期間中に少なくとも1回のストップ高を経験し、253銘柄が少なくとも1回のストップ安を経験しました。発生回数および経験銘柄数の双方において、極端な値動きは上昇方向に偏る結果となりました。なお、ストップ高を経験した銘柄の中には、その後に大きく反落した銘柄やストップ安も経験した銘柄が含まれており、上下双方の値動きを含めて集計されています。

市場別に見ると、ストップ高を1回以上経験した銘柄の割合は市場ごとに異なる傾向を示しました。
- グロース市場:38.8%(595銘柄中231銘柄)
- スタンダード市場:19.7%(1,561銘柄中307銘柄)
- プライム市場:11.2%(1,558銘柄中175銘柄)

期間中のグロース250指数の上昇率は0.69%にとどまり、日経平均の26.17%上昇を下回りましたが、個別銘柄ではグロース市場の38.8%がストップ高を経験しています。市場別のストップ高発生回数は、スタンダードが782回で最多となり、グロースが688回、プライムが294回でした。

あすなろ投資顧問のデータ分析チームがストップ高経験銘柄と未経験銘柄を比較したところ、以下の特徴が確認されました。
- 浮動株数が少ない
ストップ高経験銘柄の浮動株数中央値は576万株で、ストップ高未経験銘柄の931万株を下回りました。

- β値が高い
有効データのある銘柄を比較すると、ストップ高経験銘柄703銘柄の平均β値は0.895、ストップ高未経験銘柄2,991銘柄の平均β値は0.429となり、経験銘柄の平均β値は未経験銘柄の約2.09倍でした。
- 連続発生の上方バイアス
期間中の連続ストップ高は最長7営業日で、津田駒、サクシード、マツモトの3銘柄が該当しました。一方、連続ストップ安は最長3営業日でした。
調査概要
- 調査対象:国内上場3,715銘柄
- 調査期間:2026年1月5日〜2026年7月31日(141営業日)
- 集計対象:期間中のストップ高・ストップ安発生回数
- 集計結果:ストップ高1,764回、ストップ安374回
- 調査手法:市場データに基づく株式会社あすなろ独自集計
- 調査機関:あすなろ投資顧問 データ分析チーム
本記事は株式会社あすなろの発表をもとに作成されています。
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