フードテクノエンジニアリング、アグリビジネス創出フェア2026に出展へ
低温物流や食品工場向けのエンジニアリングを展開するフードテクノエンジニアリング株式会社は、2026年11月11日(水)~13日(金)に開催される「アグリビジネス創出フェア2026」の「フードテック」ゾーンに出展します。同社独自の「高湿度冷蔵技術」を軸に、生産地から消費地まで鮮度をつなぐ「モイスチャーコールドチェーン」構想を公開する予定です。あわせて、鮮度保持効果のエビデンス構築や物流システムの高度化などを推進するため、大学や研究機関、企業など幅広い分野との連携を目指します。
湿度管理を加えた「モイスチャーコールドチェーン」構想
モイスチャーコールドチェーンは、従来の温度管理を中心としたコールドチェーンに湿度管理の考え方を加え、生産地から保管、物流、市場、消費地まで生鮮品の品質を一貫して保ちながらつないでいく構想です。生鮮品は保管や輸送の工程ごとに環境が変化して品質が低下する懸念があります。各工程を個別に管理するのではなく、高湿度冷蔵技術を中心に据えて鮮度管理を一連の流れとして捉えることで、新たな生鮮流通の仕組みづくりを目指しています。
3つの領域でパートナーとの共創を推進
今回の出展では、技術の紹介にとどまらず、以下の3領域でパートナーとの共創を進め、社会実装を図る方針です。
- 効果の数値化とエビデンスの構築(大学・研究機関)
- 多様な農産物や食品における鮮度保持期間の正確なデータ化
- 栄養価や食感の維持に関する共同保存研究
- モイスチャーコールドチェーンの共同開発(メーカー・IT企業)
- 高湿度環境に対応したIoTモニタリングシステムや自動化設備の開発


- 輸出実証とグローバル販路開拓(商社・輸出事業者・物流企業)
- 船便による長期輸送における品質保持の実証実験
- 海外拠点のコールドチェーン構築に向けた共同プロジェクト
同社の高湿度冷蔵庫は、庫内を低温・高湿度に保つことで生鮮品からの水分蒸発を抑え、乾燥や萎れ、重量減少などを抑制する鮮度保持設備です。薬剤に頼らず温湿度環境を制御する仕組みで、保管や物流時の歩留まり向上や食品ロス削減、商品価値の維持への貢献が期待されています。
今後は青果市場を起点としつつ、花卉市場や水産市場など異なる品質管理が求められる分野へと展開を広げる計画です。長距離・長時間の輸送が求められる海外市場も含め、日本の生鮮品を届ける流通基盤の構築を目指すとしています。
展示会の開催概要は以下の通りです。
- 名称:アグリビジネス創出フェア2026(主催:農林水産省)
- 会期:2026年11月11日(水)~13日(金) 10:00~17:00
- 会場:東京ビッグサイト 西展示棟 西4ホール
- 出展ゾーン:フードテック
- ブース番号:フ-03
- 本社所在地:大阪市西淀川区佃5-9-5
- 代表者:代表取締役社長 野田憲司、代表取締役副社長 王暁霞
- 設立:1999年8月
- HP:https://foodtechno-eng.co.jp/
本記事はフードテクノエンジニアリング株式会社の発表をもとに作成しました。
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