DNPとJR-Cross 東京駅グランスタ東京に体験型店舗&foundを今冬開設へ
大日本印刷株式会社と株式会社JR東日本クロスステーション デベロップメントカンパニーは、生活者と企業の新たな接点を創出するエキナカ ブランド体験型店舗「&found(アンドファウンド)」の共同運営を開始します。その1号店として、今冬にJR東日本東京駅のエキナカ商業施設「グランスタ東京」改札内1階へ常設店舗「&found」をオープンする予定です。
「&found」は、出展企業が商品・サービスを紹介する展示スペースや、キャスト(店舗スタッフ)による接客やお試し利用の機会提供、来店者の反応の収集・分析などを一括して提供する店舗です。商品やサービスに込められた想い、特徴を伝える体験を通じ、理解と共感を高めて利用や購入につながるきっかけづくりを目指します。
大日本印刷(東京都新宿区、代表取締役社長:北島義斉、以下:DNP)は、店舗内の体験設計や店舗運営に加え、来店者の声や行動データを収集・分析して出展企業のブランドコミュニケーションを支援します。株式会社JR東日本クロスステーション デベロップメントカンパニー(東京都渋谷区、カンパニー長:白田義彰、以下:JR-Cross)は、店舗開発や周辺施設との連携を担います。
2022年からの実証実験を経て事業化へ
ECやSNSの普及によって購買行動の効率化が進むなか、企業にとっては商品の魅力や本質的な価値を伝え、継続利用へつなげる顧客体験の設計が重要視されています。一方で、生活者とのリアルな接点の構築や運営には費用と手間がかかるという課題がありました。
両社はこうした課題の解決に向け、2022年からJR東日本の上野駅、東京駅、大宮駅で実証実験を実施し、生活者や出展企業への提供価値の検証とサービス内容の改善を重ねたうえで今回の事業化に至りました。
&foundの主な特長
「&found」では、主に以下の3つの特長を備えたサービスを展開します。
- “スキマ時間”での体験を通じたブランド価値の伝達
高い集客力を持つ駅の強みを活かし、スキマ時間で商品・サービスの魅力を体験できる機会を提供します。展示・体験設計から接客、店舗運営までを一括提供することで、出展企業の負担を軽減したプロモーションを実現します。

- 習慣化への導線設計
日常的に利用される駅の特性を活かし、「&found」への継続的な来店を促すコンテンツや、店舗内外での購入といった行動変容のきっかけをつくります。継続的な接点を重ねることで、認知向上から利用の定着までを支援します。
- 生活者の本音を可視化する分析レポートを提供
店舗内の行動データや接客時の音声を収集・分析します。特にVOC(Voice of Customer/顧客の声)分析レポートでは、キャストによるヒアリング結果をもとに生活者のインサイト(購買欲求)や商品の客観的な魅力を整理し、改善につながる示唆を提供します。なお、この情報は個人を特定できないようデータ処理を行い、企業のマーケティング活動のみに活用されます。
今後の展開
両社は初の常設店舗を起点として、店舗以外での発信メディアの構築や、取得データを活用した分析・コンサルティング領域の強化など、事業のさらなる拡大を図る方針です。出展商品の選定やセンシングサービスの拡充、周辺施設との連携などにおいてパートナーとの共創も進めるとしています。また、DNPは本事業で培った知見やノウハウを活用し、企業向けマーケティング支援事業の強化につなげていく考えです。
本記事は大日本印刷株式会社および株式会社JR東日本クロスステーション デベロップメントカンパニーの発表をもとに作成しました。
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