Dellows News

飛騨市、北ノ俣岳登山道の修繕資材を運ぶボランティアを45名募集 9月22日開催へ

岐阜県飛騨市とやまのむらトレイルネットは、8月に延期となっていた北ノ俣岳(標高2,662m)の登山道整備活動を、9月22日(火・祝)に開催する。深刻化する登山道の泥濘化を防ぎ高山植物を守るため、修繕用資材を人力で運搬するボランティアサポーターを募集している。

泥濘化が進む登山道と保全プロジェクトの背景

北ノ俣岳ではミズバショウやニッコウキスゲなどの高山植物が自生しているが、近年、飛越トンネル~寺地山区間の登山道で泥濘化が進んでいる。登山者が泥濘を避けて歩くことで周囲の高山植物が踏み荒らされ、土壌が削られる悪循環が生じているほか、足場が悪く転倒の危険もあるため安全な環境の再整備が求められていた。

これを受け、神岡町山之村地区の山岳環境保全に取り組むやまのむらトレイルネット(代表:加藤豊彦)は、泥濘箇所に木材を敷き詰めて修繕するプロジェクトを発足させた。行政や一部の管理者だけに頼るのではなく、登山者自身が継続的に山を守るサポーター体制を築き、持続可能な山岳保全モデルの構築を目指している。

人力で木材や金具を運ぶ資材運搬ミッション

当日は、クラウドファンディングで準備した修繕用木材や金具を、参加者のリュック等を使って指定ポイントまで運搬する。運搬する資材と指定ポイントの詳細は以下の通り。

  • 木材(角材): 1本あたり約2.2~2.5kg(9cm×高さ6cm×長さ1m)/お一人1~3本の運搬
  • 固定金具: 1本約50gを可能な範囲で(金具のみの運搬も可能)
  • 荷揚げポイント: 登山口から1.4km(A地点)〜最大3.43km(D地点)の範囲で体力や経験に合わせて割り振り
  • A地点: 登山道からの距離1.40km/登り270m/下り40m
  • B地点: 登山道からの距離1.78km/登り280m/下り60m
  • C地点: 登山道からの距離2.27km/登り310m/下り93m
  • D地点: 登山道からの距離3.43km/登り500m/下り110m

開催概要と当日のスケジュール

当日は05:30〜06:30に北ノ俣登山口駐車場で受付とブリーフィングを行い、準備が整った参加者から順次出発する。北ノ俣岳避難小屋では「豚汁(またはジビエ汁)」が無料で提供される。指定ポイントへの資材運搬完了後は自由解散となり、そのまま北ノ俣岳山頂を目指して登山を続けることもできる。

  • 日時: 9月22日(火・祝)5:30~13:00頃 ※荒天中止
  • 集合場所: 北ノ俣登山口(飛越トンネル前)駐車場
  • 定員: 45名(先着順)
  • 参加費: 無料(現地までは各自で移動)
  • 申込方法: 専用フォームより受付
  • 申込期限: 9月21日(月・祝)昼12:00
  • 主催: やまのむらトレイルネット
  • 共催: 飛騨市(市長:都竹淳也)

持ち物・装備とお問い合わせ

参加には登山靴、レインウェア上下、防寒着、ヘッドライトなどの夏山標準装備に加え、軍手または作業用手袋、行動食、十分な水分が必要となる。リュックは容量20L以上が推奨されており(背負子も可能)、1mの木材を差し込むため雨蓋が閉まらなくなる点や、内部の傷・汚れを防ぐための厚手のタオル、レジャーシート、または厚手のビニール袋の持参が案内されている。

詳細の確認や問い合わせは以下で受け付けている。

  • 詳細URL: https://www.city.hida.gifu.jp/soshiki/47/86941.html
  • やまのむらトレイルネット事務局(神岡振興事務所 地域振興課内)電話:0578-82-2253
  • やまのむらトレイルネット広報担当電話:090-3584-7687

本記事は岐阜県飛騨市の発表をもとに作成しています。

アクセスランキング

今日

1週間