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スマートニュースが台湾の若手ら20名を受け入れ、AI時代の情報環境を議論

スマートニュース株式会社は2026年8月、台湾政府が主導する青少年育成プロジェクトの一環として、台湾の学生や若手ビジネスパーソン20名をスマートニュース東京オフィスに迎えました。この取り組みは、台湾政府の委託を受けた株式会社メディアジーンが企画運営を担う「青年百億海外圓夢基金計畫 I-3-2 日本メディア AIリーダーシップ」のツアーとして実施されたものです。スマートニュースは訪問先の一社として、講演や質疑応答、オフィス見学の機会を提供しました。

創業背景とパーソナライズされた発見の追求

当日は共同創業者兼CEOの浜本階生が登壇し、スマートニュースの創業背景や大切にしてきた考え方を紹介しました。2012年の創業当時に提供したオフラインでもニュースを読める機能が支持を集めた経緯や、米国市場への進出を通じて直面したフィルターバブルの課題について触れました。

浜本は、クリック率やページビューのみを追うのではなく、普段触れない情報や多様な視点に出会う「パーソナライズされた発見」を目指していると説明しました。あわせて、2026年8月にローンチした地図アプリ「Wanderland」(特許出願中)を取り上げ、AIを活用して利用者が周囲の魅力的な場所や地域の情報に出会う体験づくりを目指していることも紹介しました。

AI時代におけるメディアエコシステムの課題と取り組み

続いて、Vice President of JP Media Businessのホンランドンが登壇し、同社のビジネスモデルやAI時代におけるメディアエコシステムについて説明しました。AIによってコンテンツが瞬時に生成される環境下では、誤情報やAI要約によるゼロクリック問題、低品質コンテンツへの対応が重要になると指摘しました。

講演内では、関連する複数記事をもとに全体像を整理する機能「スマニューAIまとめ」(特許出願中)や、米国市場で進めるAI翻訳機能が紹介されました。ランドンは、メディアパートナーとの議論を重ねて論調が混同されない設計にしていることや、制作元への収益還元を通じて、テクノロジーの利便性とメディアエコシステムの持続可能性を両立させる重要性を共有しました。

配信品質やAI活用をめぐる活発な質疑応答

講演後の質疑応答では、Wanderlandのマネタイズや位置情報の扱い、AI時代におけるニュースアプリの役割、配信記事の品質管理などについて活発な意見交換が行われました。

記事の品質管理について、スマートニュースでは契約を結んだパートナーの記事のみを配信し、審査やモデレーションチームによる監視、ユーザーからのフィードバックを組み合わせていると説明しました。また、情報社会の分断解消に向けては、人間の知見に基づく設計とAIによる自動化を組み合わせて信頼性と効率性の両立を図っていることが伝えられました。質疑応答の終了後には、参加者に向けたオフィス見学も実施されました。

本記事はスマートニュース株式会社の発表をもとに作成しています。

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