フィリックス、投資用新築アパートでペット共生を標準化 全棟2匹まで飼育可能へ
フィリックス株式会社は、今後建設する投資用新築アパートについて、全棟で小型犬・猫を合わせて2匹まで飼育可能な住まいとして標準提供すると発表した。2026年7月に引き渡しを開始した愛知県刈谷市内の物件から運用を開始しており、今後建設する同アパートへ順次展開していく。



LIFULL HOME’S総研の調査によると、犬または猫を飼育している世帯が28.6%にのぼる一方、賃貸住宅におけるペット飼育可能物件の掲載割合は19.3%にとどまっている。また、ペットと暮らす住まい探しを経験した人の91.6%が困った経験があると回答し、物件自体の少なさが主な理由となっている。


賃貸住宅を途中からペット可へ切り替える場合は既存入居者への配慮や規約変更などの負担が大きいため、同社は企画段階からペット共生を前提とした仕様を採用し、新築時から幅広い入居需要の獲得を図る。

実測による遮音性能の確認と生活音への対策

同社が建設した賃貸アパートの実棟で実施した空気音遮断性能測定では、住戸間の界壁において日本建築学会が推奨する「好ましい性能水準」であるDr-50を記録した。すべての対象周波数帯域で基準を満たしており、小型犬の鳴き声やテレビなどの生活音が隣戸へ伝わりにくい環境であることを確認している。

また、独自の遮音床構造「Ffine50」の採用により、猫の飛び降り音や走り回る足音など、床から伝わる生活音の軽減にも配慮している。
管理ルールの明確化と住環境の整備
トラブルを防止し入居者が安心して暮らせる環境づくりのため、入居時にはペット写真や各種ワクチン接種証明書、マイクロチップ情報の提出、共用部利用ルールや退去時の原状回復費用などを定めた誓約書を取り交わす。
同社のアパートは全棟でZEH-M Oriented仕様を採用しており、基本として駅徒歩15分以内の立地を選定するなど、断熱・省エネ性能や利便性を組み合わせた開発を進めている。
フィリックス株式会社は、土地仕入れから設計、木材調達、施工、販売、賃貸管理までをワンストップで手がける木造建設・アパートメーカーである。
- 社名:フィリックス株式会社
- 代表者:水野 秀則
- 所在地:愛知県名古屋市中村区名駅1-1-1 JPタワー名古屋15F
- 創業:2008年10月1日
- 事業内容:工業化・木造建設事業、投資用新築アパート事業、賃貸管理事業
本記事はフィリックス株式会社の発表および株式会社LIFULL「ペット可物件の最新動向調査(LIFULL HOME’S総研)」の公表データをもとに作成しています。
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