杉之原千里氏の書籍が第29回日本自費出版文化賞で個人誌部門賞を受賞
滋賀県近江八幡市にある「みいちゃんのお菓子工房」代表で株式会社TANEBI代表取締役の杉之原千里氏が執筆した書籍「みいちゃんのお菓子工房 12歳の店長兼パティシエ誕生 ~子育てのアンラーニング~」が、第29回日本自費出版文化賞の個人誌部門賞を受賞しました。全国から集まった824点の応募作品の中から、最終選考委員会を経て各部門1点のみが選ばれる部門賞に選出されました。
全国824点の中から選考を経て部門賞を受賞

一般社団法人日本グラフィックサービス工業会が主催する日本自費出版文化賞は、1997年に創設された賞で、商業出版では世に出にくい優れた自費出版物と著者の功績を顕彰することを目的としています。

第29回となる今回は全国から824点が応募しました。第一次選考と第二次選考を経て7部門70点が入選候補作品に選出され、2026年9月4日に行われた最終選考委員会によって個人誌部門賞が決定しました。表彰式は2026年11月7日に東京都千代田区のアルカディア市ヶ谷で開催される予定です。
好きなお菓子づくりを通して社会とつながる歩みを記録
受賞作となった書籍は、6歳で自閉スペクトラム症と診断され、場面緘黙などの特性を抱えて学校生活に適応することが難しくなった娘・みいちゃんと家族の歩みを母親の視点で綴った一冊です。
幼い頃から好きだったお菓子づくりの力を生かし、12歳で自宅の一角に工房をオープンした経緯や、できないことの克服ではなく「できること」から社会との関係を築いていった過程が記録されています。著者である杉之原氏は、同じような境遇にある次の世代が歩める道をつくりたいとし、「これからはTANEBIを通して、一人ひとりが自分の生きる道を見つけていくための支援を続けていきます」としています。
経験を生かした支援活動を国内外へ展開

みいちゃんのお菓子工房での経験を契機として、杉之原氏は2026年に株式会社TANEBIを設立しました。
同社では、不登校や障がいなどの背景を持つ人たちが自身の経験や好きなことを育てて生き方をつくっていく取り組み「TANEBI STORY」を展開しています。現在はこの活動に日本各地だけでなくイギリスや中国からも参加者が集まるなど、活動の場が広がっています。
書籍概要

- 書名:みいちゃんのお菓子工房 12歳の店長兼パティシエ誕生 ~子育てのアンラーニング~
- 著者:杉之原千里
- 発行:2024年2月
- 内容:不登校を経験した娘がお菓子づくりを通じて社会との接点をつくり、自分らしい生き方を見つけていくまでを綴った家族の記録
- 購入先:amazon
本記事は株式会社TANEBIの発表をもとに作成。

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