貴金属買取でFC店舗間に最大168,986円の査定差 覆面調査で判明
貴金属・ジュエリーの一括査定サービス「ゴールドドクター」を展開する株式会社AppBASEは、一般消費者が郊外エリアの買取店を利用した場合を想定した覆面調査を実施しました。同一ブランドのフランチャイズ3店舗を調査した結果、同一商品に対する査定額に最大168,986円の開きがあることが判明しました。また、ゴールドドクターによる査定額(564,564円)との比較では最大407,550円の差が生じる結果となっています。
調査の概要と対象商品
今回の調査は2026年8月20日に実施されました。調査対象となったのは、東京都内または千葉県内の最寄り駅から徒歩15分以上で、近隣に他の買取店がない同一ブランドのフランチャイズ3店舗です。
調査員は一般消費者として来店し、貴金属の知識がないこと、金かメッキか分からないこと、当日は売却せず持ち帰る予定であること、相見積もりの予定はないことを統一条件として査定を依頼しました。
査定対象となった商品は以下の計4点です。

- K18/PT900 ダイヤモンドリング
- K18 メレダイヤリング
- K18/PT900 ダイヤモンドリング
- K18 ネックレス


店舗間で2倍以上の査定額差と時間の違い

調査の結果、各店舗が提示した査定額は買取店Aが326,000円、買取店Bが299,000円、買取店Cが157,014円でした。最高額の店舗と最低額の店舗の間で2倍以上となる168,986円の差が生じ、ゴールドドクターの査定額である564,564円との間には407,550円の差が開きました。
査定にかかった時間についても違いが見られました。ゴールドドクターの5分に対し、買取店Bは45分、買取店Cは55分を要しました。買取店Aは査定時間が20分だったものの、査定結果は翌日に電話で回答される形となりました。
査定プロセスや接客対応に見られた課題
査定額だけでなく、店舗ごとの接客プロセスにも差異が確認されました。
ある店舗では詳細な説明がないままバックヤードで検査が行われ、別の店舗では閉店時刻が近いことを理由に商品の預かりを提案され、持ち帰りを希望すると翌日に電話で査定額のみが伝えられました。
また、「金価格が下がっているため数日後には5万円ほど下がってしまう恐れがある」として当日中の売却を強く勧める対応や、目の前で査定を行って自社の透明性やフランチャイズ店の強みをアピールしながらも、提示額は最も低い157,014円(本来の査定額174,460円から手数料10%を引いた額)にとどまる事例もありました。
2026年9月には国民生活センターから「店舗でのアクセサリーまたは貴金属等の買取に関する消費者トラブルにご注意! -断り切れず買取に応じてしまったケースも-」という注意喚起が発出されています。ゴールドドクターは、貴金属の売却時には1店舗のみで判断せず、複数店舗での相見積もりや査定理由の確認を行うことが重要であるとしています。
査定モデルの違いによる仕組み
一般的な買取店では、買い取った商品を商社や精錬会社へ売却するため、買取価格と売却価格の差額が利益となります。
これに対し、ゴールドドクターでは預かった貴金属について複数の商社や精錬会社へ見積もりを依頼し、最も高い価格を提示します。提示価格に利用者が納得した段階で売却価格の5%を手数料として受け取り、提携商社へ売却するモデルを採用しています。
運営会社概要
- 会社名:株式会社App BASE(大阪府大阪市天王寺区味原町13番9号)
- サービス名:ゴールドドクター
- 関連URL:https://gold-doctor.com/
- 国民生活センター公表資料:https://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20260902_1.pdf

本記事は株式会社AppBASEの発表をもとに作成されています。
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