VIPOとCNC、仏映画支援制度を紹介する無料ウェビナーを10月開催へ
東京都中央区に拠点を置く特定非営利活動法人映像産業振興機構(略称:VIPO[ヴィーポ]、理事長:松谷孝征)は、フランス国立映画映像センター(CNC)との共催で、日本の映画製作者や監督、映像業界関係者を対象とした無料ウェビナーを2026年10月1日に開催する。本ウェビナーでは、フランスとの連携や協力を目指す関係者に向け、CNCの主要な二つの支援制度を解説する。あわせて、日仏共同製作映画『ルノワール』のプロデューサーを招いたケーススタディも実施される。
本ウェビナーでは、CNCの担当者が登壇し、フランスが展開する主要な支援制度を紹介する。
セッション1では、長編実写・アニメーション・ドキュメンタリー映画の国際共同製作を支援する「ワールド・シネマ・サポート(Aide aux cinémas du monde / ACM)」について、CNC 共同製作・ワールドシネマ部門長のセリーヌ・ルクレール氏が解説する。

セッション2では、海外プロダクションがフランス国内で撮影やアニメーション、VFXなどの作業を行う際に税制優遇を受けられる「国際投資税額控除(Crédit d’impôt international / C2I)」について、CNC フィルム・フランス・ロケーション誘致部門長のダフネ・ロラ氏が説明を行う。
日仏共同製作『ルノワール』の事例紹介

プログラム内では、日仏共同製作映画『ルノワール』を題材としたケーススタディも行われる。登壇者はLoaded Films代表取締役・プロデューサーの水野詠子氏が務める。
水野氏はこれまでに『十年 Ten Years Japan』(製作総指揮:是枝裕和監督)や黒沢清監督の『旅のおわり世界のはじまり』、早川千絵監督の『PLAN 75』などをプロデュースした実績を持つ。『PLAN 75』は2022年カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に正式出品され、早川監督がカメラドール・スペシャル・メンション(特別表彰)を受賞したほか、米国アカデミー賞国際長編映画賞の日本代表作品に選出された。早川監督の最新作である『ルノワール』は2025年カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出されている。

登壇者のプロフィール
解説を担当するCNCの登壇者2名の経歴は以下の通りである。
- セリーヌ・ルクレール氏(CNC 共同製作・ワールドシネマ部門長):法学の学位取得後、弁護士を経て2016年に欧州・国際問題担当法務官としてCNCに入社。2020年より劇場上映支援部門長を務め、2023年より現職にて「ワールド・シネマ・サポート(ACM)」をはじめとする国際共同製作基金の運営を統括している。
- ダフネ・ロラ氏(CNC フィルム・フランス・ロケーション誘致部門長):2023年より現職として映画、テレビ、アニメーション、VFX、XR、ゲームなどの国際制作のフランス誘致を推進。Film France – CNCおよびGame Franceレーベルを統括する。パリ政治学院およびESCPビジネススクール修了。
- 日時:2026年10月1日(木)16:30~18:15
- 会場:オンライン開催(Zoom使用)
- 言語:フランス語(日本語の同時通訳あり)
- 対象:日本のプロデューサー、監督、その他映像業界関係者
- 参加費:無料
- 申込締切:9月23日(水・祝)
- 主催:VIPO、CNC(フランス国立映画映像センター)
本記事は特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)の発表をもとに作成しています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



