ポニーキャニオン、台湾に新会社設立
株式会社ポニーキャニオンと株式会社フジ・メディア・ホールディングスは、ポニーキャニオンの台湾支店を新たにPONYCANYON ENTERTAINMENT TAIWAN, INC. として法人化し、台湾をアジアへの重要な拡大拠点として強化していくと発表した。
新会社の正式名称は、中文では「波麗佳音娛樂股份有限公司」、英文では「PONYCANYON ENTERTAINMENT TAIWAN, INC.」となる。代表取締役社長には中山威智郎氏が就任し、取締役には時澤正氏(フジ・メディア・ホールディングス開発企画担当局長)、大熊一成氏(ポニーキャニオン取締役)、後藤篤氏(ポニーキャニオン音楽事業本部海外戦略室長)、石井慎一氏(ポニーキャニオン音楽マーケティング本部音楽マーケティング部長)が名を連ねる。監査役には小林一樹氏(ポニーキャニオン常務取締役)、顧問には賴國洲氏(富士亞哲多媒體股份有限公司代表取締役)が就任する。
新会社は台湾を音楽・映像コンテンツのアジア戦略拠点として位置付け、配信やライブを通じてアジア全域にポニーキャニオンのコンテンツの普及を促進していく。同時に、フジ・メディア・ホールディングスグループ各社のビジネスをグローバルな展開へと後押しする役割も担っていくという。
ポニーキャニオンとフジ・メディア・ホールディングスは、この新会社設立により、台湾を起点としたアジア市場でのエンターテインメントビジネスの拡大を加速させていく方針だ。両社の強みを生かした新たな展開に期待が高まる。