全国10代の地元愛やSNS利用に地域差 日本インフォメーションが意識調査を実施
総合マーケティングリサーチ会社の日本インフォメーション株式会社は、全国の13~19歳の男女2,533名を対象に実施した「地域ごとに見る10代の価値観とカルチャーの差 都道府県別10代ランキング調査」の結果を公表した。調査期間は2026年7月16日~7月21日で、LINEリサーチのプラットフォームを利用して行われた。調査では、地元への愛着や情報収集ツール、お金の使い道などにおける都道府県別の実態が明らかになっている。

地元への愛着は北海道が98.1%で最高 都市圏と地方で差


地元を「とても好き」または「やや好き」と回答した割合は全体で80.3%となった。都道府県別では北海道が98.1%で最も高く、愛知県や大阪府が続いた。一方、青森県は63.0%で最も低く、北海道との間には35pt以上の差が見られた。地域別では北海道や近畿地方が高く、東北地方や四国地方が低い傾向を示している。
ご当地の魅力として選ばれた項目は、全体で「自然や景色がきれい」が53.1%で最も高く、「食べ物・ご当地グルメがおいしい」が44.8%となった。一都三県や大阪府、兵庫県、愛知県では「交通の便がよい・移動しやすい」が最多となっている。また、地元の好意度との関連性をロジスティック回帰分析で検証したところ、「買い物や遊ぶ場所が充実している」との関連が特に高く、次いで「SNSで紹介したくなる場所がある」が高い結果となった。


情報収集はSNSが中心 生成AIの利用も全国的に普及

日常的な情報収集ツールは、全体で「YouTube」が54.5%、「Instagram」が51.3%、「X(旧Twitter)」が46.0%となった。地域別では、東北地方を中心に「Instagram」、中国地方や東海地方では「YouTube」の使用率が高いなど違いがあるものの、都市圏と地方の双方で各種SNSが使われている。「テレビ番組・テレビニュース」は宮崎県で最も使用率が高く、「TikTok」は鹿児島県が51.9%、神奈川県が13.0%と地域差が生じている。


また、考え方に関する項目では「InstagramやBeRealなどのSNSは人と交流するためにも必要だと思う」が2番目に高かった。生成AIに関しては、茨城・京都・鳥取(各92.6%)をはじめ、都心部や地方を問わず広く利用されている。

口コミ確認やコスパを重視 消費先は食や推し活が上位

購入時に重視する点としては、「コスパの良さ・価格の安さ」が64.5%、「使いやすさ・質の良さ」が59.0%を占めた。「購入前に口コミやレビューを確認する」は39.2%と行動面で最も高かったが、都市部に比べて山口県や九州・沖縄エリアでは選択率が相対的に低く推移している。また、購入重視点としての「AIによる推奨があること」は3.1%にとどまった。
お金の使い道では、「食べ物・飲み物」が51.4%で最も高く、次いで「推し活・ライブ・イベント・グッズ」が36.7%、「漫画・アニメ・キャラクターグッズ」となった。推し活にお金を使う割合は大分県が50.0%、山形県が5割弱と高く、漫画やアニメグッズでは福島県が46.3%で全国最高となった。食生活では「自分へのご褒美スイーツ」(51.8%)、美容面では「脱毛をしてみたい(経験含む)」(48.6%)への意向が高くなっている。
調査概要と日本インフォメーション株式会社の概要
調査概要および発表元の会社概要は以下の通り。
- 調査地域:日本全国
- 調査対象:13~19歳 男女
- サンプルサイズ:2,533サンプル
- 調査実施期間:2026年7月16日(木)~7月21日(火)
- 調査手法:LINEリサーチ プラットフォーム利用の調査
日本インフォメーション株式会社は、代表取締役社長を斎藤啓太が務め、東京都中央区銀座3丁目15-10JRE銀座三丁目ビル4Fに拠点を置く。1969年12月1日設立で、資本金は5,500万円。マーケティング・リサーチ事業やマーケティングコンサルティングなどを手掛けている。
本記事は日本インフォメーション株式会社の発表をもとに作成(引用元:https://www.n-info.co.jp/report/report-0098/ )。
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