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アキヤが空き家を福祉施設向けに賃貸提供する新事業開始、親会社は総額3.7億円を調達

アキヤ株式会社は2026年8月、空き家を取得・再生し、介護施設やグループホームなどの福祉施設向け物件として介護・福祉事業者へ賃貸提供する「アキヤのカイゴ」「アキヤのフクシ」を正式開始した。あわせて、親会社であるAXホールディングス株式会社がレイトシードラウンドのセカンドクローズとなる資金調達を実施し、同ラウンドにおける調達総額は3.7億円となった。

空き家を介護・福祉施設向けに再生して賃貸提供

日本では空き家の増加と、介護や外国人雇用の住環境不足が同時に進行している。アキヤは「日本を、使い切れ。」をミッションに掲げ、2025年1月の本格展開以降、外国人人材向け住宅を提供する「アキヤのクルスム」を中心に累計100件以上の空き家再生プロジェクトに取り組んできた。

2026年8月に開始した「アキヤのカイゴ」「アキヤのフクシ」は、空き家再生のノウハウを介護領域へ広げた新サービスとなる。介護・福祉事業者の開設ニーズに合わせて空き家を選定・取得し、必要な改修を行ったうえで賃貸提供する。アキヤが一連のプロセスを一気通貫で支援し、物件を借りる事業者が施設運営を担う。東京都八王子市や大阪府大阪市などでは、すでに介護・福祉事業者向け物件の提供が開始されている。

介護・福祉事業者側のメリット

本サービスの導入により、介護・福祉事業者側には以下の利点があるとしている。

  1. 物件購入・大規模改修に伴う初期投資を抑えられる
  2. 物件探しから改修までの準備負担を軽減できる
  3. 既存の賃貸市場では見つかりにくい物件も確保しやすい
  4. 施設運営と利用者支援に集中できる

実際に物件提供を受けたデイサービスPONOの渡邊施設長は、急な移転が必要となった状況下で迅速に物件が確保され、初期費用や資金調達の負担を抑えて円滑に運営を継続できたとしている。

親会社のAXホールディングスが累計3.7億円を調達

アキヤの親会社であるAXホールディングス株式会社は、2025年8月に実施したレイトシードラウンドのファーストクローズに続き、セカンドクローズを実施した。これにより、本ラウンドにおける資金調達総額は3.7億円となった。

調達した資金は、「アキヤのカイゴ」「アキヤのフクシ」の物件取得・改修・賃貸提供体制の強化や、「アキヤのクルスム」の再生・提供件数拡大、人材採用およびオペレーション基盤の強化に充てられる。

出資に際しては、Skyland Venturesの木下 慶彦氏、ごうぎんキャピタル株式会社の井田 修一氏、松田 清人氏、山田 浩輝氏が、空き家活用の事業性や社会課題解決への取り組みに対する期待を寄せている。

サービスおよびアキヤ株式会社の概要は以下の通り。

  • サービス名:アキヤのカイゴ、アキヤのフクシ
  • サービスページ:https://kaigofukushi.akiya-inc.jp/
  • 提供エリア:全国
  • 社名:アキヤ株式会社
  • 代表者:江渕大輝・平本嶺王
  • 所在地:東京都港区赤坂三丁目17-3 H1O赤坂 1001号室
  • 設立:2021年6月
  • 事業内容:アキヤOSによる放置空き家の需要解析・事業設計・施工実装
  • ウェブサイト:https://akiya-inc.jp/
  • 親会社:AXホールディングス株式会社

本記事はアキヤ株式会社の発表をもとに作成。

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