トヨタ・コニック、地域の未来創生プロジェクトの成果をオーストリアの芸術祭に出展へ
トヨタ・コニックは、Ars Electronica Futurelabとともに取り組んできたデータとアートを掛け合わせた地域の未来創生プロジェクト「データ アート&サイエンス」(=DAS)の活動として、オーストリア・リンツで開催される「アルスエレクトロニカ・フェスティバル2026」に出展します。開催期間は2026年9月9日〜13日です。
2023年に滋賀をはじまりの地としてスタートした同プロジェクトは4年目を迎え、これまで重ねてきた実験やプロトタイピングの成果が教育プログラムや商品、地域課題解決ツールなどとして社会実装の段階に進み始めています。
滋賀発の取り組みと社会実装の現在地「DAS IMPACT」

2023年の開始以来、DASプロジェクトは琵琶湖と水を中心に地域ごとの役割やありたい未来をつなぐ「Water-Centric」という未来ビジョンのもとで実験を重ねてきました。
今回の「アルスエレクトロニカ・フェスティバル2026」では、その現在地を「DAS IMPACT」として紹介します。完成された展示作品や単発の実証実験にとどまらず、滋賀の各地で地域住民や教育機関、企業とともに対話を重ねながら変化を続けている実践のプロセスやツールを展示します。
地域での実践から生まれた体験型プログラムと展示
フェスティバルでは、滋賀での実践から発展した多様なプログラムやツールが紹介されます。

DAS TRAIL
参加者が地域を歩き、対話しながら発見したものを3Dスキャン技術で記録する体験型プログラムです。滋賀では小学生向けの教育プログラムや地下水と自然の関係を知るフィールドツアーとして実装されています。今回の出展ではリンツ市観光局と連携し、リンツ市内のAlt-Urfahr地区でドナウ川と都市の関係や気候変動などに触れる「DAS TRAIL Linz」を実施し、スキャンデータを共有型アートワークに加える取り組みを行います。

DAS RiceMark
米づくりを取り巻く田んぼや水、気候、生産者の想いなどのデータを複合的に取得し、背景を消費者に届ける「未来の成分表記」です。2025年の同フェスティバル発表を経て実際に米の販売を行い、2026年には滋賀県内3地域へ取り組みを拡大しています。会場では3種類のDAS RiceMarkを展示します。なお、展示期間は収穫前のため米はサンプルを使用する予定です。

DAS Chronicle

地域の歴史や物語、人々の声をつなぐアプローチ手法です。総合建設業のSAWAMURAとともに滋賀県高島市勝野(旧大溝地区)で進めている取り組みを「インタラクティブな絵巻物」として紹介し、地域のこれからを考えるツールとしての活用を提示します。
Futures Engineering School
滋賀県彦根市に本社を置くPRO-SEEDとともに進めている教育プログラムです。地域でエンジニアが活躍する未来を思い描く子ども向けロボットアーム・プログラミング教育を展示します。
未来創造アプローチを体験する「TEMPO」
トヨタ・コニックとArs Electronica Futurelabが共同開発した「DAS Starter Program」で使用する表現ツール「TEMPO」も紹介されます。
TEMPOは、さまざまなデータを針の動きへと変換することで、数字やグラフでは捉えにくい変化を直感的に把握し、対話を生み出すためのツールです。滋賀での実践を通じて培った未来創造のプロセスを、企業や学校など幅広い層が体験できる形として展開します。
DAS LABの概要
DAS LABに関する情報は以下の通りです。
- 名称:DAS LAB
- 公式サイト:https://daslab.jp/
- お問い合わせ:DAS LAB 広報担当 代表:神野恭光(JINNO YASUMITSU)
- E-mail:daslab@toyotaconiq.co.jp
本記事はトヨタ・コニックの発表をもとに作成。
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