宿泊業にAIで変革、Tajigenが新事業

Tajigenは、2024年7月3日より宿泊業界に特化したChatGPT事業を開始する。同社は全国の宿泊施設での実務経験とAIを用いたIT塾の運営で得られた知見を基に、宿泊業の業務効率化と顧客満足度の向上を目指す。

日本の宿泊業界は現在、人手不足と過重労働、インバウンド対応、多国籍スタッフとのコミュニケーション、スタッフ間の情報格差、初期研修の効率化など、様々な問題に直面している。Tajigenは、これらの問題をChatGPTを活用することで解決に導く。

同社のサービスは、宿泊業に特化したChatGPTサービスを提供し、スタッフ間での一貫した対応と情報共有を実現することで、業務効率化とセキュリティの両立を目指す。具体的には、ChatGPTの導入支援、研修、独自GPTsの作成、経営層へのChatGPT指導などを行う。

Tajigenは、地域や施設の強みを活かし顧客満足度を向上させ、現場で働く人々がより働きやすい環境を作ることに貢献していく方針だ。同社の事務所は神奈川県藤沢市湘南台にあり、事前連絡をいただければ来店対応も可能とのこと。日曜日は対応不可。

宿泊業界におけるChatGPTの活用は、業務効率化と顧客満足度の向上に大きく寄与すると期待される。