製造業DXを加速する「サクっとシリーズ」、進捗の見える化、ノウハウの共有・継承をサポート

株式会社インプローブは、2024年7月24日から26日まで東京ビッグサイトで開催される「TECHNO-FRONTIER 第17回 工場内のシステム見える化展」に出展し、中小製造業向けの次世代スマホツール「サクっとシリーズ」を紹介する。

製造業界では人手不足、高齢化による労働力不足、グローバル競争の激化、品質管理強化の必要性など、様々な課題が顕在化している。これらの問題を解決するためには、工場内のシステム見える化が不可欠だが、従来のシステム導入は時間がかかり、現場担当者の負担が大きいという課題があった。

「サクっとシリーズ」は、こうした中小製造業の課題を解決するために開発されたデジタルソリューションだ。スマートフォンひとつで簡単に導入でき、現場の負担を軽減しながら、作業効率アップ、人材育成、品質向上を実現する。

「サクっと手順書」は、スマホだけで作業手順書を作成・共有できるアプリ。写真や動画を撮るだけで簡単に手順書を作成でき、スマホやタブレットでいつでもどこでも閲覧・編集が可能だ。過去の作業実績やノウハウを蓄積し、新人教育や技術継承を効率化する。

「サクっとスキャン メディア機能」は、作業実績収集アプリ「サクっとスキャン」のオプション機能で、画像や動画を追加できる。同じ品番の受注時に、過去の作業で出た不良箇所や注意事項を画像や動画で確認できるため、不良を減らすのに効果的だ。

「サクっと受入」は、現品票をスマホカメラで読み取ることで受入を完了できるアプリ。仕入れ先にバーコードつき現品票を事前に渡し、現品票を貼り付けて納品してもらうことで、仕入入力作業を大幅に削減できる。入力ミスを減らし、納品処理の効率化を実現する。

これらのアプリは、生産管理システム「Prevision」や工程管理システム「サクっと工程シリーズ」と連携することで、より効果的に活用できる。

「工場内のシステム見える化展」では、「サクっとシリーズ」のデモ展示を行い、実際に操作を体験できる。インプローブは、「サクっとシリーズ」で中小製造業の工場の未来を創造することを目指している。