サッカーのまち藤枝市が特設サッカーミュージアムを開設

静岡県藤枝市は、2024年7月6日に「サッカーのまち100周年記念特設ミュージアム」をオープンする。このミュージアムは、藤枝市がこれまで積み上げてきたサッカーの歴史を振り返り、次の100年につなげていくことを目的としている。

ミュージアムのコンセプトは「The Beginning of Future」であり、蹴球都市の「未来への始まり」を予感させる内容となっている。展示物には、藤枝市出身選手のスパイクやユニフォームなどが含まれる。また、藤枝MYFCに所属するプロ選手のプレーをリアルに体験できるVRサッカー体験やバーチャルフィッティングなどのコンテンツも用意されている。

オープニングセレモニーは7月6日午前11時から正午まで、藤枝市民会館の正面入口前で行われる。セレモニーには、市長や藤枝市出身で現在サッカー日本代表コーチを務める名波浩氏、県議会議員、市議会議員、藤枝市サッカー協会会長、㈱藤枝MYFC社長、市内高校生サッカー部員などが出席する予定だ。

ミュージアムは、2025年3月末までの毎週木曜から月曜の午前9時から午後5時まで、藤枝市民会館のロビーで開催される(年末年始を除く)。入場料は無料となっている。

藤枝市は、静岡県中部に位置し、人口約14万人を有する都市である。同市は、1924年に日本で初めてサッカーが紹介された地として知られ、「蹴球発祥の地」と呼ばれている。今回のミュージアムの開設は、そうした藤枝市のサッカーの歴史を振り返り、次の100年に向けて新たな一歩を踏み出すための取り組みといえるだろう。