松井秀喜氏、能登半島地震被災地の子どもたちと野球体験
メジャーリーグ ベースボール ジャパン(MLB Japan)と松井55ベースボールファウンデーションは、2024年5月5日、石川県能美市で「PLAY BALL」イベントを開催した。このイベントには、今年1月に発生した能登半島地震の被害が特に深刻とされる珠洲市、輪島市、七尾市、能登町、穴水町、志賀町をはじめとする約150人の子どもたちが招待された。
イベントでは、ニューヨーク・ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏がゲストとして参加。子どもたちは、松井氏と一緒にピッチング、バッティング、ベースランニングやボールキャッチなどを楽しんだ。また、松井氏が披露したバッティングに子どもたちは大興奮。トークコーナーでは、子どもたちから「どうやってホームランが打てるようになったんですか?」といった質問が投げかけられ、松井氏は「強く振って正確に打つ。そうするためには失敗したっていいから、たくさん練習するだけしかないですね」と答えた。
MLB Japanでは、震災の被害が特に深刻とされる珠洲市、輪島市、七尾市、能登町、穴水町、志賀町のすべての幼稚園や保育園などに、グローブ、バットとボールのセットを寄贈することを目指し、石川県と連携している。
MLB Japanの川上紗実代表は、「日本に上陸させてから3年目となる今回は、石川県で『被災した子どもたちに笑顔を届けたい』と言う、強い想いを胸に実施することを決定いたしました。石川県出身のMLBレジェンド 松井秀喜さんのご協力およびご指導も実現し、特別なイベントとなった今回の『PLAY BALL』。ご参加いただいた子どもたち、そして見学に来られた保護者や他のご家族の皆さまにとっても、改めて前を向いて元気に過ごしてもらうきっかけになれば嬉しいです」とコメントしている。