Chatwork、kubellへ社名変更

株式会社kubell(旧Chatwork株式会社)は、2024年7月1日に社名変更および本社移転を行ったことを発表した。同社は設立20年を迎え、コーポレートミッション「働くをもっと楽しく、創造的に」の実現に向けて、中期ビジョン「中小企業No.1 BPaaSカンパニー」を掲げている。

kubellグループの新体制として、連結子会社のChatworkストレージテクノロジーズ株式会社は株式会社kubellストレージに社名変更し、代表取締役社長に中哲成が就任した。また、BPaaS事業の中核を担う子会社として株式会社kubellパートナーを4月1日に設立している。さらに、同社のCVCの名称を「Chatwork スーパーアプリファンド」から「kubell BPaaSファンド」へと変更した。

本社移転に関しては、事業成長に伴い組織規模が2年間で約1.5倍に拡大したことを受け、事業部内外の連携強化やグループシナジーを生み出すために実施された。同社は引き続きオンラインとオフラインのハイブリッドワークを最適化し、オフィスでのコラボレーションを促進していく方針だ。

社名変更に伴い、グループ各社のコーポレートサイトも刷新された。株式会社kubellは、日本最大級のビジネスチャット「Chatwork」の運営や、「Chatwork アシスタント」などのBPaaSサービスを展開している。同社は、ビジネスチャットの会社からBPaaSで「働く」を変えるプラットフォームを提供する会社へと変貌を遂げようとしている。