DeepL、企業特化型の新たな言語AIソリューションを発表

言語AIのDeepLは、企業向けの最先端言語AIプラットフォーム「エンタープライズ企業向け DeepL」を発表した。このソリューションは、AIを組織全体へと拡大しようとする企業の増大するニーズに対応するために特別に設計されている。

主な機能として、組織全体のナレッジワーカーに向けた導入障壁を低減する新たな価格設定とパッケージング、企業特有の用語集を構築しブランドごとに異なる言語の標準化と一貫性を向上させるパーソナライズ機能、ビジネス上重要なコンテンツの保護に不可欠なエンタープライズ向けセキュリティ機能、ITチームによる一元管理を容易にするグローバルな展開と管理機能などが挙げられる。

企業のAIに関する意思決定者の大多数が、生成AIを社内外で活用する具体的な計画を持っており、生産性の向上、イノベーションの拡大、コスト効率を主な目標としている。言語AIは、業務効率の向上、顧客体験の向上、シームレスな国際展開を通じて、企業の競争力を維持できるよう支援する重要な投資として注目されている。

DeepLは、製造、法律、小売、ヘルスケア、テクノロジー、専門サービスなど、さまざまな業界の企業や政府機関から選ばれる高度な言語AIプロバイダーだ。言語に特化して巧みに調整された独自AIモデルに準拠しているため、より正確な翻訳を実現し、偽情報や誤情報のリスクを低減する。

エンタープライズ企業向け DeepLは、新しい価格設定とパッケージングに加え、大企業がAIを活用したツールを効果的に導入し、ROIを測定しながら導入を促進できる機能を備えている。Forresterの調査によると、DeepLを活用するグローバル企業は、345%の投資収益率を達成し、翻訳時間の90%削減、翻訳作業量の50%削減を実現。またDeepLは最近、20億ドルの評価額で3億ドルの資金調達を発表し、Zendesk、日本経済新聞社、Courseraなどの各業界のリーダー企業を含む世界10万社以上の顧客ネットワークを構築している。