ワーホリ留学アプリ登場、AI留学カウンセラーが渡航サポート
一般社団法人日本ワーキング・ホリデー協会は、ワーキングホリデーや留学に特化したスマートフォンアプリ『ワーホリ留学』を2024年7月29日にリリースした。このアプリは、業界初となるAI留学カウンセラーを搭載しており、ワーキングホリデーや留学に関する情報収集や渡航準備をサポートすることを目的としている。
アプリのリリース背景には、ワーキングホリデーや留学に対する敷居の高さや準備の大変さを感じる人が多いという現状がある。一方で、自分で情報を探し始めても、SNSや情報サイトに溢れる情報に混乱してしまうこともあるという。『ワーホリ留学』は、こうした課題を解決し、ユーザーが簡単に準備を進められるようにすることを目指している。
アプリには、AI留学カウンセラー『アマンダ』が搭載されている。これは、日本ワーキング・ホリデー協会が年間2万人以上、累計15万人以上のワーキングホリデーや留学をサポートしてきた経験とノウハウをAIに学習させたもので、利用者に寄り添った高品質な回答を提供できるという。
また、アプリには日本ワーキング・ホリデー協会の公式ガイドブックが収録されており、今後は予算チェッカーや準備TODOカレンダーなどの機能も追加される予定だ。
ワーキングホリデー制度とは、二国間の取り決めに基づき、相手国の青少年に自国の文化や生活様式を理解する機会を提供するため、一定期間の休暇と滞在費を補うための就労を相互に認める制度のことを指す。観光ビザや留学ビザとは異なる、若者限定の特別なビザで、滞在場所や活動内容に高い自由度があるのが特徴だ。
日本ワーキング・ホリデー協会は、このワーキングホリデー制度の普及と地位向上のために様々な活動を行っている非営利団体である。『ワーホリ留学』のリリースは、その活動の一環として位置づけられる。