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QLifeがIBD白書2026発表 初発症状50代の割合が増加傾向

株式会社QLifeは、潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患(IBD)患者とその家族を対象とした実態調査を実施し、その結果を「IBD白書2026」として発表した。同社が運営するオウンドメディア「IBDプラス」と「自己免疫疾患プラス」の2メディア共同で実施され、2018年から2年に1回行われている調査の5回目となる。

調査の概要

今回の調査は、IBD(炎症性腸疾患)患者の治療や生活についての実態把握を目的に、インターネット調査で2026年6月8日~6月30日に実施された。回答数は439(うち疾患別解析対象:435)で、患者本人が約85%を占め、男女比は男性44.9%、女性54.7%となっている。

疾患別の内訳は、潰瘍性大腸炎が292人(66.5%、うち患者本人が88.4%)、クローン病が143人(32.6%、うち患者本人が79.0%)だった。回答者の約6割が本調査に初めて回答しており、重症度は「寛解」が最も多く、約8割が指定難病の医療費助成を受けている。

初めて症状が現れた年代の推移

症状が初めて現れた年代は、全体では10代(22.1%)が最多で、次いで20代(21.0%)、40代(20.0%)となった。

疾患別では、潰瘍性大腸炎は40代(24.7%)、30代(21.6%)、20代(17.8%)の順で、2024年とあまり傾向が変わらなかった。一方、クローン病は10代(40.6%)が最多で、次いで20代(26.6%)、40代(11.2%)となり、2026年調査では20歳以下の割合が多くなっていた。

また、初めて症状が現れた年代として50代と回答した人の割合は、2020年調査は4.7%、2022年調査は8.4%、2024年調査は10.1%、2026年調査は12.3%と、調査ごとに増加傾向がみられる。

治療薬の使用状況と日常生活の意識

使用していると回答した人の割合が最も高い薬剤は、潰瘍性大腸炎が「5-ASA製剤」、クローン病が「生物学的製剤」だった。診断後の悩みとして「食事制限がつらい」と感じている人の割合は2024年調査より減少している。

今回の調査では、治療満足度、通院頻度、日常生活における食事の悩み、患者同士の交流状況に加え、医療情報収集における生成AIの活用状況と期待についても新たに調査が行われた。

株式会社QLife 会社概要

  • 会社名:株式会社QLife
  • 所在地:東京都港区虎ノ門3-8-21 虎ノ門33森ビル10階
  • 代表者:可知 健太
  • 事業内容:医療・ヘルスケア領域における情報提供サービス等

本記事は株式会社QLifeの発表をもとに作成されています。詳細な集計結果は「自己免疫疾患プラス」の記事(https://autoimmune.qlife.jp/news/20260901-j098/)に掲載されています。

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