UNISTELLARがAR搭載スマート双眼鏡ENVISIONの日本予約を9月4日開始へ
コネクテッド光学機器を手がけるUNISTELLAR(ユニステラ)は、星空観察やアウトドア探索に向けたAR搭載スマート双眼鏡「ENVISION」の日本国内における予約受付を、2026年9月4日より開始します。世界最大級の家電見本市「IFA 2026」への出展に合わせて実施され、本予約分は数量限定でクリスマス前のお届けが予定されています。
同製品はすでに量産体制に入っており、初期ユーザーへ向けた「初期バージョンのソフトウェア」を搭載した製品の出荷も始まっています。2024年にプロジェクトへのサポートを募って以来、これまでの注文数は5,200件を突破しました。
光学系とAR技術を組み合わせた観察体験
ENVISIONは、高品質な光学系と拡張現実(AR)技術を組み合わせたスマート双眼鏡です。双眼鏡をのぞいたまま、目の前の地形や天体に関する情報を視野に重ねて表示する仕組みを備えています。
内蔵データベースには地形上のポイントや天体に関する数十億件のデータが収録されており、GPS、慣性センサー、Bluetooth接続を活用して位置と方位を把握します。夜間は恒星、惑星、星団、銀河、星雲の位置の確認・識別をサポートし、日中は地形やランドマーク、注目スポットの情報を実際の景色を遮ることなく表示します。
継続的なアップデートで機能拡張を予定
本製品は継続的な進化を前提としたプラットフォームとして設計されており、ソフトウェアを通じてコンテンツや識別対象、新機能が順次追加される予定です。
UNISTELLARのCEO兼共同創業者であるLaurent Marfisi(ローラン・マルフィジ)氏は、2024年のプロジェクト開始以降多くの問い合わせがあったことに触れ、製品を届ける段階を迎えたことへの喜びを述べています。また、CTOのErik Vanhoutte(エリック・ヴァンハウト)氏は、ハードウェアの完成と技術基盤の安定を経て量産段階に入ったとし、今後もコンテンツや機能の追加を進めていく方針を示しています。同社は、今後提供予定の初の正式版ソフトウェアを次の節目として位置づけています。
国内販売情報と展示会での初公開
日本国内における予約および販売の概要は以下の通りです。
- 国内販売価格:259,000円
- 予約受付:2026年9月4日よりUNISTELLAR公式サイトにて開始(数量限定でクリスマス前のお届けを予定)
- 予約ページ:https://www.unistellar.com/ja/envision/
また、現地時間9月3日には、ドイツ・ベルリンで開催される家電・コンシューマーエレクトロニクス国際見本市「IFA 2026」のメディアイベント「ShowStoppers」(ブース:Table 910)にて、展示会初公開が行われます。
UNISTELLARについて
2015年にフランスで設立されたUnistellarは、スマート天体望遠鏡の開発・製造を手がけています。現在9件の特許を取得しており、世界で25,000人以上のユーザーを抱えています。
2018年と2022年には望遠鏡で、2025年にはENVISIONでCESイノベーションアワードを受賞し、計3度の受賞歴を持ちます。また、NASAおよびSETI研究所とのパートナーシップを通じたコミュニティ運営を行っており、NASAの小惑星衝突ミッション「DART」への貢献は科学誌『Nature』にも掲載されました。研究開発・光学設計・光学部品供給においては、株式会社ニコンとの長期的なパートナーシップを結んでいます。
本記事はUNISTELLARの発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



