Dellows News

善都とはこぶん パチンコZENTで顧客の声を分析する実証実験を開始

愛知県名古屋市に本社を置くSTATION Ai株式会社は、パートナー企業向け有償支援プログラム「SKIP Focus(スキップフォーカス)」を通じ、株式会社善都と株式会社はこぶんが協業して実証実験を開始すると発表しました。

本実証実験では、はこぶんが提供するデジタルレター型VOC(voice of customer:顧客の声)収集・分析ツール「ホンネPOST」を善都が運営する遊技場「ZENT」の一部店舗に導入します。来店客の自発的な声を収集し、生成AIによる感情文脈解析で顧客インサイトを可視化することで、選ばれている理由の分析やサービス向上を目指します。

協業の背景と業界の課題

パチンコ業界では、遊技台ごとの稼働データが蓄積されている一方で、個々の顧客データと紐づけて活用できていない点が課題とされています。会員比率は2割以下にとどまることが多く、来店動機や出玉以外のニーズをデータに基づいて把握することが困難な状況にありました。また、従来のアンケート手法では、SNSや口コミに投稿しない継続来店客の潜在的なニーズやホンネの声を収集することが難しいとされていました。

こうした課題に対し、善都は「STATION Ai」の支援プログラム「SKIP Focus」第1期に参加し、2024年11月から課題分析や目標設定を推進しました。2025年7月に協業先を募集するリバースピッチを実施した結果、アンサーピッチに参加したはこぶんとのマッチングが成立し、今回の実証実験に至りました。

実証実験の内容

本実証実験では、「ホンネPOST」を活用して来店客のホンネの声を収集します。集まった声は生成AIを用いた感情文脈解析により自動分類・数値化され、ZENTが選ばれている理由の言語化や、出玉以外の来店動機・潜在ニーズの把握を図ります。将来的には離脱防止やリピート施策、新たなサービス開発への展開を目指す方針です。

実証実験の概要は以下の通りです。

  • 対象:店舗規模を3段階に分けて一部店舗で実施(愛知県、岐阜県)
  • 収集期間:2カ月間(導入設計完了後)
  • 目標回収数:1,000件(実施店舗合計)

「SKIP Focus」は、STATION Aiが企業の課題整理から協業テーマ設計、協業先探索・マッチングまでを約6カ月間、ワークショップと伴走支援を通じて一気通貫で支援するオープンイノベーションプログラムです。各社に専属のコーディネーターが伴走し、協業案件の創出と新規事業を推進できる人材育成を並行して進めます。

オープンイノベーション拠点「STATION Ai」には、1,100社を超える国内外のスタートアップ企業やパートナー企業、ベンチャーキャピタルなどの支援機関や大学が参画し、新規事業創出に取り組んでいます。

本記事はSTATION Ai株式会社の発表をもとに作成されています。

アクセスランキング

今日

1週間