Lib Workの土製3Dプリンター住宅がNewsweek誌に掲載
株式会社Lib Workが建築した土を主原料とする3Dプリンター住宅のモデルハウス「Lib Earth House “model B”」に関する取り組みが、『Newsweek International』に掲載された。同社は現在、熊本県山鹿市にあるモデルハウスで見学会を開催している。記事では、日本の住宅業界が直面する課題に対し、3Dプリンティング技術やデジタルトランスフォーメーション(DX)を活用して住宅づくりを進める同社の取り組みが紹介されている。
国際メディアで住宅産業の変革に向けた取り組みを紹介
Newsweek Publishing LLCが発行する『Newsweek International』の2026年7月24日号において、「Lib Work、3Dプリンティングで日本の住宅の未来を再構築」と題した記事が掲載された。
掲載記事では、人口減少や建設技能者不足、輸入資材価格の高騰といった住宅業界の課題に対し、同社が推進する新たな住宅づくりが取り上げられている。具体的には、土を主原料とした環境配慮型3Dプリンター住宅の開発をはじめ、住宅建設における生産性向上やCO₂排出量削減への取り組み、AIやデジタル技術を活用した住宅産業の変革について紹介された。
「Lib Earth House “model B”」は、土を主原料とした約100㎡の3Dプリンター住宅である(※2025年7月自社調べ。日本国内で公表されている3Dプリンター住宅のうち、土を主原料とし、延床面積約100㎡の住宅を対象に各事業者の公式サイト・プレスリリース等を確認した結果に基づく国内初の取り組み)。
壁はセメントを一切使わず、土を主原料に天然由来の素材だけで構成されている。セメントを一部使用していた旧モデル(model A)と比較して約5倍の強度を実現した。また、100㎡の住宅における同社の試算では、RC(鉄筋コンクリート)住宅に比べてCO₂排出量を約50%削減しており、一般的な木造住宅の排出量をも下回る水準となっている。なお、2025年12月3日には土を主原料とした新しい建築材料の配合技術に関して特許を取得している。
住宅の主な特徴とメリットは以下の通りとなっている。
- セメントを一切使用していない土を主原料とした環境配慮型材料:廃材削減やCO₂排出抑制に寄与
- 設計の自由度:有機的な曲線や従来工法では困難なデザインを実現
- 壁内結露監視システム:壁内部の温湿度をリアルタイムでモニタリング
- スマートIoT設備を装備:エアコン・照明・浴室などをスマートフォンや専用モニターから遠隔操作可能
- テスラ社の蓄電池「Powerwall」と太陽光発電パネルを組み合わせたオフグリッドシステム:電力会社に依存しない自給自足を実現
今後の展望と業績への影響

株式会社Lib Workは今後、設計から施工までAI技術を活用した完全自動住宅建設の実現を目指すとしている。なお、今回のメディア掲載が2027年6月期の業績予想に与える影響は軽微と説明している。
株式会社Lib Work 会社概要
- 会社名:株式会社Lib Work
- 代表者:代表取締役社長 瀬口 力
- 本店所在地:熊本県山鹿市鍋田178-1
- 設 立:1997年8月1日
- 資本金:13億2150万円
- 事業内容:戸建住宅事業・プラットフォーム事業・3Dプリンター住宅事業
- URL:https://www.libwork.co.jp
本記事は株式会社Lib Workの発表をもとに作成しています。
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