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グリーンエナジー&カンパニー、低圧系統用蓄電池GREEN CHORD提供開始へ

株式会社グリーンエナジー&カンパニーは、100%子会社の株式会社グリーンエナジー・プラスを通じて、低圧系統用蓄電池「GREEN CHORD(グリーンコード)」の提供を2026年9月8日より開始します。機器に加えて施工に必要な部材をパッケージ化し、電力市場での運用や運用・保守(O&M)までを一括して提供する商品です。2026年9月9日から11日まで幕張メッセで開催される「サステナブル経営WEEK【秋】2026 ― 脱炭素経営EXPO」にて実機や運用サービスを公開する予定です。

施工現場の工数削減と事業参入のハードル解消を目指す

2026年4月の制度改正により、連系出力50kW未満の低圧リソースがアグリゲーターを通じて需給調整市場に参加できるようになりました。約6坪の用地から始められる低圧蓄電所は中小事業者や地主にも収益機会を開く一方、需給調整市場の最低入札量1,000kWに対して連系出力50kW未満の設備は約20分の1にとどまり、単独設置では事業化が難しいという課題があります。

同社グループは、規格住宅の企画・開発・施工で培った工程標準化のノウハウを活用し、機器の構成や接続、施工工程を規格化しました。「GREEN CHORD」は、EPC各社が現場で担う試験・設定・加工の工数を抑え、届いてすぐに据え付けられる状態にして出荷することで、施工現場の人手不足解消と効率化を図ります。施工業務については、従来どおりEPC各社をはじめとするパートナー企業が担当します。

出荷前工程への移行で現場作業を効率化

低圧蓄電所は基数を重ねて事業を成立させる性質があるため、1件ごとの現場工数が採算に直結します。「GREEN CHORD」では、現場の作業負担を軽減するために以下の工夫が施されています。

  • 出荷前の模擬周波数試験:指令に対する充放電の応答を出荷前に確認し、据付後の手戻りを抑制
  • EMSの通信設定済み出荷:EMS(Grid Shield)の通信設定を出荷前に完了し、現地でのネットワーク設定を不要化
  • 加工済み部材の同梱:ケーブルの切断および端子の圧着を済ませた配線材を同梱し、現場での加工作業を削減
  • 搬入と荷降ろし対応:納入は4トン平車と4トンユニック車の2台一組で行い、荷降ろしまで同社側が対応
  • 運用と保守の一括提供:一般送配電事業者の管内で30基以上を束ねるアグリゲーションとO&Mをセットで提供し、事業者が委託先を個別に探す手間を解消

蓄電所事業で必要となる長期の運用を見据え、グループ内の100%子会社3社が連携してサービスを提供します。

  • 機器の供給(株式会社グリーンエナジー・プラス):ODMにより製造した機器を「GREEN CHORD」ブランドで供給し、出荷前試験や設定、配線加工を実施。規定に基づく延長保証も提供。
  • 運用・保守(株式会社グリーンエナジー・ファシリティーズ):太陽光発電施設で975区画、累積容量52,728kWの管理実績(2026年1月末時点)を活かし、遠隔監視や修繕対応など20年間のO&Mを提供。当初5年間は自然災害時の点検・復旧作業も標準範囲に含む。
  • 市場運用(株式会社GREEN ACTION):アグリゲーターとして低圧蓄電所30基以上を束ね、AIを活用した予測・自動最適化により卸電力市場、需給調整市場、容量市場での運用を実施。

また、2027年10月から低圧区分に適用される分散型電源のサイバーセキュリティ要件に対応するため、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が運用するセキュリティ適合性評価制度(JC-STAR)を申請済みとしています。

株式会社グリーンエナジー&カンパニー代表取締役社長の鈴江 崇文氏は、住宅事業のノウハウと系統用蓄電所の開発・運営経験を掛け合わせることで採算の壁を越えられると考え、ODMによるメーカーの立場や保守・市場運用までグループ内に持つ体制を選択したとコメントしています。

製品仕様と展示会出展情報

製品の基本仕様および展示会の概要は以下のとおりです。

製品仕様(抜粋)

  • ブランド名:GREEN CHORD
  • 低圧システム品番:GEP-BESS-L49-200
  • システム構成:定格出力50kW(低圧連系のため49.9kWで運転)/蓄電容量204.8kWh
  • PCS:GC-50KL-H1
  • 蓄電池システム:GC-B100LA-F1(2台構成)
  • EMS:GRIDSHIELD
  • 提供開始:2026年9月8日
  • 特設サイトURL:https://greenenergy-company.co.jp/greenchord

展示会出展概要

  • 展示会名:第9回 サステナブル経営WEEK【秋】内 脱炭素経営EXPO
  • 主催:RX Japan合同会社
  • 会期:2026年9月9日(水)~11日(金)10:00~17:00
  • 会場:幕張メッセ 国際展示場 5ホール(小間番号:E9-22)

本記事は株式会社グリーンエナジー&カンパニーの発表をもとに作成しました。

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