日水コンと横島、マレーシアでの上下水道管更生実証が国交省事業に採択
株式会社日水コンと有限会社横島で構成する共同事業体が提案した「上下水道管路のCIPP管更生に係る実証事業」が、国土交通省の2026年度「上下水道技術海外実証事業(WOW TO JAPANプロジェクト)」に採択されました。
本実証事業では、マレーシア国においてCIPP(Cured-In-Place Pipe、現場硬化管)による管更生技術の適用性や有用性を検証します。
実証事業の実施者は「マレーシア国における上下水道管路のCIPP管更生に係る実証事業共同事業体」で、実施都市はマレーシア国クアラルンプール他となっています。
事業では、CIPPによる圧力管や大口径管(約1,000mmの管を予定)の非開削管更生について技術適用性や有用性を検証します。あわせてマレーシア国の上下水道事業者や関係省庁に対して技術を広く周知し、普及を促進する方針です。
老朽化と開削困難への対応が背景に
マレーシア国の都市部では上下水道管路の老朽化が進行している一方、大規模な開削工事が困難な状況にあります。そのため、道路を大きく掘り返すことなく既設管を更生できる技術の活用が求められています。
株式会社日水コンはこれまでにも、「マレーシア国下水道維持管理ロボットによる下水道管路の維持管理普及・実証・ビジネス化事業(2022~2024年、元発注者:独立行政法人国際協力機構)」や「マレーシア/上下水道管等の圧力管の管更生に係る実証事業(2025年、発注者:経済産業省、グローバルサウス未来志向型共創等事業)」に携わってきました。
共同事業体における各社の役割分担
実証事業における各社の役割は次の通りです。
- 株式会社日水コン:管更生工事の設計や施工トレーニング実施のほか、地元企業と連携した同技術の普及展開活動を実施し、将来的な商業化を目指します。
- 有限会社横島:現場施工の適合性確認及び材料設計、施工計画、ライニング材の手配を担います。
WOW TO JAPANプロジェクトは、海外諸国のニーズに適った日本の上下水道技術の海外展開を推進するため、実証試験を通じた有効性の確認や技術普及活動を行っています。株式会社日水コンも本実証事業を通じてCIPPによる管更生技術の海外展開に取り組み、潤いのある持続可能な社会の実現に貢献していくとしています。
株式会社日水コンの概要
- 社名:株式会社日水コン(東京証券取引所 スタンダード市場 証券コード261A)
- 本社:〒163-1122 東京都新宿区西新宿六丁目22番1号(新宿スクエアタワー)
- 代表者:代表取締役社長 中西 新二
- 設立年月日:1959年5月25日
- 資本金:193,765,000円
本記事は株式会社日水コンの発表をもとに作成しました。
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