ユニ・チャームなど3社、生活用品の環境価値可視化に向けたWGを設立
ユニ・チャーム、デロイト トーマツ、NTTドコモビジネスの3社は、経済産業省が主導する枠組み「GXフューチャー・リーグ」において、「生活用品の環境価値と市場性の両立によるグリーンエコノミー形成ワーキンググループ(WG)」を共同で設立しました。日用品のサプライチェーンに関わる企業が連携し、環境配慮の事実をデータ化して正しく評価・可視化する仕組みの構築を目指します。あわせて、趣旨に賛同する企業・団体の参加募集を開始しました。
WG設立の背景と目的
世界的に温室効果ガス(GHG)の排出削減対策が進められる中、日用品分野では環境配慮への取り組みが消費者に客観的に伝わりづらいという課題がありました。
今回の取り組みは、官民連携プラットフォーム「GXフューチャー・コンソーシアム」の活動である「GXフューチャー・リーグ」において実施されます。商品の材料調達から製造、販売、使用後のリサイクルに至るまで、サプライチェーン全体で環境配慮の事実をデータ化して可視化することで、消費者が根拠に基づいて環境配慮型の日用品を選択できるグリーン市場の創出を目指します。
検討内容とサブ・ワーキング・グループの設置
WGでは、2025年の検討成果を踏まえ、主に以下の論点について議論を進めます。
- 課題抽出と対応施策の検討:消費財をはじめとする軽工業を中心に、中小・中堅企業を含むサプライチェーン中間の事業者が、グリーン市場形成と健全な経済活動を両立するための課題を抽出
- 環境価値の定義・可視化と信頼性確保:製品単位での環境価値を定義・可視化し、消費者への訴求方法や第三者による信頼性確保の仕組みを検討
- 一次データ連携の検討:サプライヤーとメーカー間における一次データ連携の実現可能性を検証
- 参加企業・団体の募集:業種や企業規模を問わず、賛同企業・団体を募集
また、本WGのもとに「環境価値データ流通・社会実装サブ・ワーキング・グループ(SWG)」を設置し、グリーン市場創出に向けたデータ項目の整理や業界共通ルールの素案策定、データスペースの運用体制などを検討します。
各社の役割と今後の展開
本WGおよびSWGにおける各社の役割は以下の通りです。
- ユニ・チャーム(代表取締役 社長執行役員:高原 豪久):WGの運営幹事として、日用品・消費財分野での知見を生かした全体の進行・運営および成果物のとりまとめを担当
- NTTドコモビジネス(代表取締役社長:小島 克重、旧:NTTコミュニケーションズ):SWGのリーダー企業として、データ流通に関する知見を生かした論点整理や成果とりまとめを担当
- デロイト トーマツ(代表執行役:鹿山 真吾):サステナビリティやGXに関する知見を生かし、WGおよびSWGにおける議論の整理・推進を担当
今後は、WGおよびSWGで得られた知見をもとに、次年度以降の実証を見据えたガイドラインの策定や実運用ルールの検討を進める予定です。
本記事はユニ・チャーム株式会社、合同会社デロイト トーマツ、NTTドコモビジネス株式会社の発表をもとに作成
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