エコル、樹木管理デジタルツインミキシルベを提供 3D表示の特許技術を活用
株式会社エコルは、樹木の骨格を可視化して3D表示する特許技術を取得し、3Dと地図情報を統合したデジタルツイン「ミキシルベ」の提供を開始した。樹木調査や管理現場において、誰がいつどこを確認したかをアプリ上で記録・共有することでデータを蓄積し、樹木のリスクマネジメントと長期運用の基盤強化を図る。緑地空間を可視化することで、現場の意思決定から管理計画までの迅速化を目指すとしている。
開発の背景と樹木管理における課題
各地で倒木による事故や被害が報道されるなか、街路樹や公園樹、施設内樹木の安全管理の重要性が高まっている。一方で、現場では台帳が整備されていない事例や、存在しても運用に至っていないケースなどの課題があった。従来の樹木台帳は樹木を特定しづらく、資料が分散して情報の整合性が崩れやすい傾向があり、現場からは点検や診断に集中したいという要望が寄せられていた。


ミキシルベは、3Dと地図、樹木情報を統合することでこれらの課題の解決を図る。アプリ上でデータをリアルタイムに共有・記録し、作業の重複や見落としを削減するとともに、報告や指示を行いやすい体制を提供する。
ミキシルベの特徴として、以下の3点が挙げられている。
- 3Dビュー:木の位置と対象が一目で把握でき、確認時の迷いを減らす
- WEBアプリ化:だれもがどこでも利用でき、リアルタイムで状況を確認可能
- クラウドのデータベース:図面・写真・台帳を統合し、容易に共有できる
搭載機能と今後の展開
本システムは特許取得済み(特願番号:第7856828号)の技術を採用しており、以下の機能を備えている。
- メインマップ(2Dビュー):木の配置を直感的に確認できる基本画面。新規木の追加や既存木の編集が可能で、3Dビューと連携する
- 3Dマップビュー:木の骨格を立体空間に立ち上げて表示し、必要な情報の表示を切り替えられる
- 樹木情報入力フォーム:新規登録や編集時に場所や樹木番号を自動補完し、必要項目の入力有無をチェックする
- アカウント機能:ログイン管理と日付の記録により作業履歴を明確にする
株式会社エコルは今後、学術機関・自治体・民間現場との連携を通じて、運用ノウハウと教育プログラムの拡充を予定している。本システムは同社の樹木健全性管理サポートサービスの一部であり、1公園または1地区からの小規模導入にも対応するとしている。
会社概要
株式会社エコルの概要は以下の通り。
- 会社名:株式会社エコル(https://www.ecol.biz/)
- 代表者:代表取締役 大島渡
- 本社所在地:〒106-0047 東京都港区南麻布3-20-1 Daiwa麻布テラス4階
- 設立:平成4年
- 資本金:3,000万円
本件に関する問い合わせは、株式会社エコル 環境技術部(担当:髙田、電話番号:03-5791-2901)にて受け付けている。
本記事は株式会社エコルの発表をもとに作成。
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