Z世代の52.2%がMBTI関連商品に興味 検索層では8割超に Fiom調査
Z世代向けクリエイティブカンパニーのFiom合同会社が運営するシンクタンク「Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)」は、全国のZ世代500人を対象に実施した調査レポート第4弾の第5章インサイトサマリーを公開した。調査結果によると、自分のMBTIと関連付けられた商品やサービスに対し、52.2%が興味を持つと回答した。MBTIへの普段の接触頻度によって関心度に大きな差が見られることなどが明らかになっている。
接触頻度で異なるMBTI関連商品への関心度
調査において、自分のMBTIと関連付けられた商品やサービスについて尋ねたところ、「とても・まあまあ興味を持つ」と回答した割合は52.2%となった。一方で「あまり・全く興味を持たない」は47.8%だった。

普段の接触度合い別に見ると、MBTIを自ら検索する層では商品関心が82.4%、タイムライン等に流れてきた時に見る層では53.8%となったのに対し、MBTI関連投稿をほぼ見ない層では22.2%にとどまった。日常的にコンテンツとして親しんでいる層ほど商品化への反応が高い傾向が示されている。

機能ではなく意味を付与するMBTIの役割


レポートでは、MBTIが商品に与える要素として「自分のタイプがある」という自分ごと化、自分向けに選ばれた特別感、友人のタイプと並べることによる比較や会話の創出を挙げている。

商品の機能自体を変化させるのではなく、生活者が目を止め、参加したくなる理由を形成する入口として機能していると分析している。
成功するMBTI企画における3つの原則
同研究所は、MBTIを活用した企画を成立させるための原則として以下の3点を提示している。
- 特性の真実をつなぐ:タイプの特性と商品の実態を紐づけ、なぜ合うのかを説明する
- 結論よりストーリー:単にタイプ名を示すだけでなく、商品を使用する具体的な場面を描く
- 一人で完結させない:友人と比較や投稿ができる余白を残す

Fiom合同会社CEOでZ-SOZOKEN所長の竹下洋平氏は、MBTIマーケティングについて「タイプ分けではなく、自分ごと化と遊びを設計することに価値がある」としている。
調査概要
- 調査名:Z世代のMBTIについての意識調査
- 調査対象:全国のZ世代(18歳〜24歳)
- 調査期間:2025年7月(分析・レポート作成期間:2025年8月〜2026年8月)
- 調査方法:インターネットを利用したアンケート調査
- 有効回答数:500
- 調査分析:Z-SOZOKEN(運営:Fiom合同会社)

なお、本調査における「MBTI」には、回答者が日常的に呼称する無料の「16Personalities」診断や4文字タイプを用いたSNSコンテンツが含まれており、正式なMBTI assessmentの受検経験を示すものではないとしている。

本記事はFiom合同会社の発表をもとに作成。
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