老人ホーム探しの検討期間は平均198.2日 中央値は62日 クーリエが調査
株式会社クーリエが運営する社内研究機関「みんなの介護研究所」は、介護施設検索サイト「みんなの介護」を利用して2026年7月に入居が決まった人を対象に実施した、検討期間に関する調査結果を公表した。初回問い合わせから成約までの検討期間は平均で198.2日となった一方、中央値は62日だった。一部の長期検討者が平均値を押し上げているものの、半数は約2か月以内に決定している実態が明らかになった。
平均198.2日に対し中央値は62日 一部の長期検討層が数値を押し上げ

2026年7月に成約した利用者の検討期間を集計したところ、平均値は198.2日、中央値は62日となった。平均が中央値を大幅に上回っている背景には、検討期間が1年(365日)を超える層が13.7%存在するなど、非常に長く時間をかける利用者が一部に含まれていることがある。なお、本データは2026年7月単月の自社データベースを集計したもので、通年の値ではないとしている。
検討期間は31〜90日が40.2%で最多 1年以上かける人も約7人に1人

検討期間別の割合では、「31〜90日」が40.2%と最も高い割合を占めた。次いで「30日以内」が22.1%、「91〜180日」が15.3%、「1年超」が13.7%(約7人に1人)、「181〜365日」が8.7%と続いている。検討期間の分布は短期間から1年以上まで幅広く分かれており、利用者の状況によって判断のペースは多様であることが示されている。
検討期間の分布の内訳は以下の通り。
- 31〜90日:40.2%
- 30日以内:22.1%
- 91〜180日:15.3%
- 1年超:13.7%
- 181〜365日:8.7%

みんなの介護研究所の所長を務める武智弘樹氏は、平均が中央値の3倍を超えている点に触れ、検討の多くは3か月前後で一区切りがつく構造であると指摘している。平均値を押し上げているのは桁違いに長い期間をかけている層であり、平均198.2日という数字に気負う必要はなく、中央値の62日を基準としてまずは資料請求から始めることが現実的な一歩になると説明している。
調査の概要
- 調査実施日:2026年9月2日
- 調査対象:みんなの介護経由で問い合わせをし、2026年7月に成約に至った利用者
- 調査機関:みんなの介護研究所(株式会社クーリエ)
- 調査手法:自社顧客データベースの集計
- 算出方法:成約日が2026年7月の利用者を対象に、初回問い合わせ日から成約日までの日数を算出し、平均・中央値および分布を算出
本調査を実施した株式会社クーリエ(代表取締役:安田大作、本社:東京都渋谷区)は、掲載施設数5万9,571件(2026年9月2日時点の公開値)を有する「みんなの介護」のほか、介護人材採用メディア「みんジョブ」などを運営している。
本記事は株式会社クーリエの発表をもとに作成。
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