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S-CADE.、スポーツマネジメントプラットフォームCORISEを提供開始へ

株式会社S-CADE.は、スポーツ現場におけるデータ活用とチーム運営を統合するプラットフォーム「CORISE(コライズ)」の提供を開始すると発表しました。データ分析機能を中心に、モバイルアプリ「CORISE ME」や各種チーム運営機能を備えています。測定データの分散や専門職ごとの分断といった課題の解消を目指します。

開発の背景と解決を目指す課題

スポーツの現場では、パフォーマンス測定やコンディション、身体組成などのデータが複数のツールに分散し、活用しきれていない現状があります。また、医科学、フィジカル、コーチング、心理といった専門領域が個別に稼働し、体制が分断されやすい点も課題となっています。

特に測定後の帳票作成において、エクセルへの入力やレポートデザインに多くの時間と労力が費やされている実態があります。CORISEはこうした課題に対し、ソフトウェアを通じて測定から分析、現場運営、選手とのコミュニケーションまでを1つの基盤に集約し、データに基づく共通理解と意思決定をチーム全体で支援することを目指して開発されました。

代表取締役の山口翔大氏は、データの分断と専門職の分断を同時に解消し、意味のある情報へと変換することで「死んだデータを生きた意思決定」へと変えていくとしています。

CORISEは主に以下の3領域で構成されています。

  • データ分析基盤:

様々な機器からのCSVインポートやフォーム入力、API連携に対応し、ダッシュボードにデータを集約できます。用途別テンプレートにより、選手個人レポートやチームサマリーを即座に生成可能です。

  • 現場運営を支える機能:

フォーメーション作成や大会成績集計を行う「試合・ポジション管理」、回復ステージをカンバン形式で追跡する「ケガ管理」、ベースラインからの逸脱をもとに異常を検知する「負荷‐コンディション管理」などを備えます。さらにフォースプレート分析やカスタム台帳、サブチーム単位でのスタッフ権限設定機能も提供します。

  • モバイルアプリ「CORISE ME」:

選手とスタッフ双方が利用可能なアプリです。選手はスマートフォンから専用ダッシュボードの確認、コンディション記録のフォーム回答、データを用いたチャットが行えます。スタッフも外出先や練習中にダッシュボード確認やケガ情報の更新が可能です。

今後の機能拡張ロードマップ

S-CADE.が提供するフィジカル測定やコーチング、分析サービスと連動し、段階的なアップデートが予定されています。

  • 2026年9月1日:正式ローンチ
  • 2026年12月ごろ:AI機能(傾向分析・グラフ自動生成等)およびVOX(Voltono X)とのAPI連携を追加
  • 2027年ごろ:ストレングス&コンディショニング機能をアプリ機能として追加
  • 2027年以降:栄養管理・メンタルケア・医科学連携機能の順次拡充
  • 他社測定機器やウェアラブルデバイスとのAPI連携順次拡大

料金プランと企業概要

チーム規模に合わせて4つのプランが用意されています。

  • フリープラン:月額0円(1ライセンス、ダッシュボード・レポート各1枚まで)
  • スタンダードプラン:月額3,000円〜(3ライセンスから、ダッシュボード・レポート枚数無制限)
  • プロプラン:月額5,000円〜(3ライセンスから、AI機能・分析グラフ等に対応)
  • エンタープライズプラン:要問い合わせ(3ライセンスから、組織横断の管理機能に対応)

プロプランとエンタープライズプランには「負荷‐コンディション管理」および「怪我管理」の2機能が含まれます(スタンダードプランでは各月額1,000円で追加可能)。

株式会社S-CADE.の概要は以下の通りです。

  • 設立:2021年
  • 資本金:31,650,000円
  • 所在地:東京都中野区沼袋4-2-12
  • 事業内容:スポーツフィジカル測定事業、トレーニング指導・運動指導事業、体験型スポーツ科学教育事業、測定機器の開発・販売事業
  • 備考:慶應義塾大学「Keio University Startup System」認定スタートアップ

本記事は株式会社S-CADE.の発表をもとに作成しました。

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