JR東日本スマートロジスティクス、成田空港に多機能ロッカーを順次設置へ
東京都墨田区に本社を置き市原康史氏が代表取締役社長を務める株式会社JR東日本スマートロジスティクスは、多機能ロッカー「マルチエキューブ」を成田国際空港に設置し、2026年9月5日から順次営業を開始する予定だ。従来の荷物預かり機能に加え、WEBサイトからの事前予約や東京近郊の宿泊先ホテルへの荷物の当日配送サービスを提供する。同社は空港などのインフラ事業者や交通事業者との連携を強化し、手ぶら観光の実現と混雑緩和の推進を目指すとしている。
成田国際空港での設置場所とスケジュール
成田国際空港内の各ターミナルに順次設置される予定となっている。第2ターミナル本館地下1階(2セット)が2026年9月5日、第1ターミナル北ウイング1階(1セット)が9月17日、第3ターミナル本館2階(1セット)が10月8日にそれぞれ営業開始を予定している。
設置次第順次営業を開始するとしており、一部機能については準備が整い次第の開始となる。また、設置場所や営業開始日、実施サービスは変更になる場合があるとしている。
利用料金と決済方法
利用者は一般(登録なし)およびマルチエキューブ会員が対象となる。決済方法は交通系ICカード、QRコード(QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標)、クレジットカードに対応する予定だ。



利用料金(税込)は以下の通りとなっている(料金は変更になる場合がある)。
- 預入利用料金:Sサイズ 400円、Mサイズ 600円、Lサイズ 800円、LWサイズ 1,200円
- ホテル配送利用料金(一般会員):Sサイズ 3,400円、Mサイズ 3,500円、Lサイズ 3,600円
荷預けの予約をする場合は別途500円の予約料が必要となる。午前2時を超えて翌日以降に延長利用された場合は、利用された1日分の金額が追加で発生する。ホテル配送については、プレミアム会員の場合はそれぞれ500円割引となる。
マルチエキューブWEBサイトから予約を行い、当日午前11時30分までに指定のロッカーへ荷物を預け入れることで、当日午後9時までに指定のホテルへ荷物が配送される。
マルチエキューブWEBサイトは専用アプリのダウンロードが不要なWEBサービスで、空きロッカーの検索や予約に対応している。月額500円を支払うことで予約料(500円)が1カ月間不要となるプレミアム会員制度も用意されている。また、指定住所や宿泊先ホテル、空港へ当日中に荷物を届けるサービスも利用可能となっている(対象は一部のマルチエキューブ)。
マルチエキューブは、「予約」「預入」「受取」「発送」の4つの機能を1台で利用できる多機能ロッカーだ(受取・発送は一部対象外のロッカーあり)。操作時を除いて扉は常時施錠されている。
2026年8月末時点で、首都圏・東北・関西・北海道・九州などの381駅・箇所に計1,149台が設置されている。同社は2030年度内に日本全国で約2,000台を展開する予定としており、今後は空港をはじめとする他のインフラ事業者や公共交通機関等との連携を強化していく方針だ。
本記事は株式会社JR東日本スマートロジスティクスの発表をもとに作成。
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