Wanokuni、国内21部門でAI検索の引用元を集計したアワード発表
AI検索対策エージェント「Brand UP」を提供する株式会社Wanokuniは、国内21部門・122カテゴリを対象にAI検索の回答における引用元を集計した「AI Search Cited Award 2026 下期」を発表しました。主要なAI検索エンジンで回答の根拠として参照されたメディアや企業を分析し、業界ごとの引用傾向を可視化しています。2026年上期の8業界・50カテゴリから対象範囲を拡大して実施されました。


21部門122カテゴリを対象に主要AIの引用状況を分析

本アワードは、AIが回答の根拠として引用するメディアや企業を業界・カテゴリごとにスコアリングし、半期ごとに表彰する取り組みです。調査は2026年2月から7月にかけて実施され、ChatGPT、Gemini、Google AI Overviews、Google AI Modeの4つのプラットフォームを対象に行われました。各カテゴリで90問のプロンプトを用いて計測し、総引用件数は484,537件にのぼります。


21部門の1位は20サイトに分散



調査の結果、21部門で1位となったドメインは20サイトに分かれました。2部門で首位を獲得したのはSaaS・B2B部門および営業・バックオフィス代行部門で1位となったASPICのみで、AIが参照する情報源は部門ごとに大きく異なる結果となりました。


部門別の1位と引用率は以下の通りです。
- リユース・買取:おいくら(63.8%)
- SaaS・B2B:ASPIC(46.4%)
- 人材・採用:キャリアトラス(43.4%)
- 金融・保険:価格.com(43.0%)
- 営業・バックオフィス代行:ASPIC(41.5%)
- 医療・クリニック:クリニックフォア(41.5%)
- ニュース・ポータルメディア:メディアレーダー(36.2%)
- 住まい・生活設備:くらしのマーケット(35.4%)
- ビューティー・ヘルスケア商品:マイベスト(32.6%)
- 法人インフラ・調達:ITreview(30.5%)
- 不動産・住宅:SUUMO(29.5%)
- 美容・ボディケア・サロン:ホットペッパー(28.3%)
- 開発・IT受託:note(26.4%)
- ライフイベント:東京都(23.4%)
- 製造・物流・現場サービス:ミスミ(21.5%)
- 教育・スクール:コエテコ(21.2%)
- 士業・専門コンサル:ネクストSFA(18.3%)
- EC・B2C:YouTube(18.1%)
- マーケティング・Web支援:Cone(17.9%)
- QA・生活情報:Google(16.2%)
- 旅行・店舗・グルメ:Yahoo! JAPAN(15.6%)
部門1位のスコアはリユース・買取部門の63.8%から旅行・店舗・グルメ部門の15.6%まで開きがあり、特定のサイトへ引用が集中する部門と分散する部門があることが示されています。
引用ページの約3割が比較や選び方に関する内容
調査対象となった引用ページのうち、32.7%を「比較」「おすすめ」「選び方」に関するページが占めました。候補を広く尋ねる質問では比較サイトや紹介記事からの引用が目立つ一方、「料金」「機能」「導入条件」といった具体的な質問に対しては事業会社のサービスページや公式情報が参照されるなど、質問の具体性によって引用元が変わる傾向が見られました。
各カテゴリの引用率上位サイトには、順位に応じてGold(1位)、Silver(2位)、Bronze(3位)、Top Cited(4〜10位)のバッジが授与されます。
株式会社Wanokuniについて
東京都目黒区に拠点を置く株式会社Wanokuniは、代表取締役の山本和武氏により2024年10月に設立されました。AI検索対策エージェント「Brand UP」の開発および提供を手がけています。
本記事は株式会社Wanokuniの発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



