Craif、尿がんリスク検査マイシグナル・ライトを常温対応化 ポスト投函が可能に
バイオAIスタートアップのCraif株式会社は、全身のがんリスクを調べる尿検査「マイシグナル・ライト」において、検体を常温で保管・輸送できる新しい検査キットの提供を公式オンラインストア等で開始しました。これにより、自宅で採取した検体を一部離島を除く全国の郵便ポストへ投函して提出できるようになります。対象はオンライン購入分のみで、受検時の時間や場所の制約を軽減する狙いがあります。
常温対応により郵便ポストからの発送が可能に
新キットの導入により、採取した検体を同梱の返送用封筒に入れ、郵便ポストへ投函するだけで提出が完了します。従来の発送手続きに伴う時間調整が不要となり、受検者の都合に合わせたタイミングで送付できるようになります。
対象チャネルは公式オンラインストア、Amazon、楽天市場で、順次常温対応キットへ切り替えられます。なお、医療機関やドラッグストアで取り扱う「マイシグナル・ライト」、および尿中マイクロRNAとAIでがんリスクを判定する「マイシグナル・スキャン」については、引き続き冷蔵での郵送対応となります。返送用箱が同梱されているキットはポスト投函の対象外で、冷蔵での保管および発送が必要です。
自宅で全身のがんリスクを確認できるマイシグナル・ライト

マイシグナル・ライトは、尿中の代謝物を測定することで、ステージ1の早期段階から全身のがんリスクを検知する検査です。がん細胞特有の代謝変化を利用し、食事制限や身体的負担を伴わずに自宅で受検できる特徴を持ちます。
同検査は全身の多様ながんに対応していますが、がん種別のリスク判定は行えません。また、医療機器ではなく、解析情報を統計的に計算してリスクを判定する仕組みであるため、確定診断に代わるものではありません。リスクが低いと判定された場合でも、がんに罹患していないことや将来の発症を防ぐことを保証するものではないとしています。
Craif株式会社の概要
Craif株式会社は、尿などの体液からバイオマーカーを高精度に検出する解析技術基盤「NANO IP」とAIを融合させ、がんの早期発見に向けた検査開発を行うスタートアップ企業です。
- 社名:Craif株式会社
- 設立:2018年5月
- 代表者:代表取締役 小野瀨 隆一
- 資本金:1億円(2025年4月1日現在)
- 本社所在地:東京都新宿区新小川町8-30 THE PORTAL iidabashi B1F
- 事業内容:がん領域を中心とした疾患の早期発見や個別化医療の実現に向けた次世代検査の研究・開発、尿がんリスク検査「マイシグナル」の提供
本記事はCraif株式会社の発表をもとに作成されています。国立がん研究センター「最新がん統計」(2023年データに基づく)および国民生活基礎調査のがん検診受診率データが参照されています。
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