営業管理ツールがAI-OCR技術で名刺管理を強化

株式会社ジーニーが提供する営業管理ツール「GENIEE SFA/CRM」は、AI-OCR技術を活用した名刺取り込み機能を大幅に強化した。この機能により、名刺情報を効率的に取り込み、営業活動に活かすことが可能となる。

日本企業の約61%の人脈が活用されずに「冬眠」しており、この「冬眠人脈」による企業当たりの経済損失規模は約120億円と推計されている。こうした背景から、ジーニーは「GENIEE SFA/CRM」の名刺管理機能を強化した。

従来のOCRによる文字の読み取り後、AIが誤認識された文字や欠損情報を修正するAI-OCR技術を導入。これにより、名刺の読み取りから管理までストレスなく行えるようになった。さらに、SFA/CRMとの連携で、名刺という人脈情報を会社の資産として有効活用できる。

現場の営業担当者にとっては、名刺取り込みの煩雑さや情報精度の低さが課題だった。管理職は、名刺や人脈情報の管理が属人化し、実態把握が難しかった。営業サポート・事務職は、顧客との関係性や名刺交換の背景情報が不足し、情報活用が上手くできなかった。

「GENIEE SFA/CRM」の名刺管理機能は6つの特徴を持ち、業界や営業スタイルに合わせたカスタマイズが可能だ。これにより、取り込んだ後の顧客体験を向上させ、様々なマーケティングツールとの連携で効率的な営業活動を実現できる。

ジーニーは今後も、営業やマーケティングの現場で起こる課題をテクノロジーで解決し、誰もがマーケティングで成功できる世界の実現を目指す。